中古車販売のネクステージ「不正事案はない」…株価が急落

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中古車販売大手のネクステージは、自動車業界での不正車検、保険金水増し請求の問題を受け、社内調査した結果、不正事案は確認されなかったと発表した。

中古車販売大手のビッグモーターが事故などの修理修理で入庫した車両を故意に傷付けて修理し、保険金を水増し請求していたことや、不正車検が問題となっている。さらに、同じく中古車販売大手のグッドスピードも過去に保険金を水増し請求していた可能性があるとして、損害保険会社から調査への協力を要請されている。

中古車販売事業者の相次ぐ不正発覚で、中古車事業者に対する不信感が高まり、グッドスピードが不正の調査を公表した8月23日にネクステージの株価は急落した。同業者の相次ぐ不正を受けて特別に社内調査を実施し、不正は確認されていないとの社内調査結果を公表した。

ネクステージでは、認証工場136カ所、指定工場68カ所、板金工場1カ所を運営しており、直近1年間の車検台数は 10万0953台、板金工場での作業台数は692台。車検事業、板金事業で不正が発生しない体制、仮に不正が発生してしまった場合でも速やかに発見できる体制を構築しているとしている。

また、定期的に行われる社内外の監査で不備が発覚した場合、随時、運輸支局や保険会社に報告するなど、必要な対応を行っているとしている。

《レスポンス編集部》

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