VW パサートと ティグアン 新型に新開発の電子制御サスペンション「DCC Pro」設定へ

フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ
フォルクスワーゲン・パサート・ヴァリアント 新型のプロトタイプ全 6 枚

フォルクスワーゲン(Volkswagen)は8月23日、ミドルクラスワゴン『パサート・ヴァリアント』の新型と小型SUV『ティグアン』の新型に、新開発の「DCC Pro」サスペンションを設定すると発表した。

両新型の電子制御サスペンションは、より快適でダイナミックさを追求する。新型のベースとなる「MQB evo」車台では、新世代のアダプティブサスペンションコントロール「DCC」に、2バルブショックアブソーバーを備えた「DCC Pro」がオプション設定される。このシステムは、ステアリング操作、ブレーキ操作、加速操作などのパラメーターを考慮しながら、路面や走行状況に反応する。理想的なダンピングをホイールごとに計算し、ショックアブソーバーを0.1秒単位で調整する。ドライバーは、好みに合わせてDCCを調整することができる。

さらに、最新の『ゴルフGTI』に採用したビークルダイナミクスマネージャーを標準装備しているのも、新型の特長になる。このシステムは、電子制御ディファレンシャルロック(XDS)の機能と、DCC Proシステムの制御ショックアブソーバーのラテラル・ダイナミクス・コンポーネントを制御する。ビークルダイナミクスマネージャーのおかげで、ホイールに応じたブレーキ介入とショックアブソーバーの硬さのホイール選択的調整により、ハンドリングはよりニュートラルで安定し、俊敏かつ正確になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ハヤブサ 試乗】かつての最速マシンは今、何を語りかけてくるのか…佐川健太郎
  2. 堂々デザインのミニバン『カーニバル』、デュアル12.3インチディスプレイやVIP装備満載に
  3. トヨタ『RAV4』新型発表にファン歓喜!3つのスタイルに反響、注目はやはり「GRスポーツ」か
  4. 日産車ベースで27年ぶり復活!? ホンダ『ホライゾン』、協業の進展は
  5. 素材サプライヤーの巨人、3Mが上海モーターショー2025で見せた電動化対応への自信と幅広いポートフォリオPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  3. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る