日本のEV市場に手ごたえ…メルセデスベンツ EQE SUV の発表会でグループ会長が来日

メルセデスベンツグループのオラ・ケレニウス会長
メルセデスベンツグループのオラ・ケレニウス会長全 17 枚

【メルセデスベンツ EQE SUV 発表】25日に日本国内での発売が正式に発表された、メルセデスベンツの電動SUV『EQE SUV』。発表会ではメルセデスベンツグループのオラ・ケレニウス会長が登壇して、EVの販売実績についても発表があった。

【画像全17枚】

メルセデスベンツのEVの販売は、グローバルで前年比123%(第2四半期)の伸びを示している。日本国内でも2022年のEV販売台数は前年の2倍以上だったという。EV販売に関してはグローバル市場と同じ動きをしているということだ。メルセデスベンツというブランドの特徴を加味しても、成長市場であることがうかがえる。

輸入車の墓場といわれる日本での新型車発表に、メルセデスベンツグループの会長が来日して登壇したのは、異例といえば異例だ。国内テック企業や各所への訪問、都知事への表敬訪問もするということだが、「なぜ日本に?」という疑問は当然ある。

ケレニウス会長は「日本は以前から重要な市場。テクノロジー指向も高く依存するサプライヤーも多い。これまでも日本で成功した車両は世界でも成功している。単なる市場以上の存在だ」と述べている。

日本での成功は確かに世界市場でのベンチマークになるかもしれない。しかし、EV市場に関していえば日本はあきらかに欧米中など自動車巨大市場とは違う動きをしている。そこにあえて、グローバル基準のEVを日本にそれなりの自信をもって投入するというのは、日本のEV市場に手ごたえを感じているからだろう。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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