知らないと損をする!? お得情報…「SDカード」の利点を検証!【カーライフ 社会・経済学】

(イメージ)
(イメージ)全 1 枚

カーライフに関連した「社会・経済」情報を横断的に発信している当コーナー。今回から数回にわたっては、見過ごされがちな“お得”情報をクローズアップする。まずは「自動車安全運転センター」が発行する「SDカード」の利点についてリポートする。

「自動車安全運転センター」によって発行されている「SDカード」をご存知だろうか。これは、「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」の発行を申し込んだ際に、証明日以前の1年以上にわたり事故・違反等の記録がない場合に証明書に添えて発行してもらえるものだ。なお「自動車安全運転センター」ではこれを、「安全運転者(Safe・Driver)であることの誇りと自覚を象徴するもの」と位置付けている。

で、当カードを持っていると、ガソリン代・食事代・宿泊代などの割引やマイカーローンの金利の優遇が受けられる。つまり、もしも1年以上にわたって無事故無違反であるのに当カードを所有していなかったら、各種割引サービス等を受けられる機会を失っていることとなる…。

ただし、割引サービス等を受けられる店舗や施設は「SDカード優遇店」のステッカーを掲げている店舗や施設に限られる。

なのでまずはぜひ1度、「自動車安全運転センター」のHPにて身近にある「SDカード優遇店」をチェックしてみよう。そうして生活範囲内で自分が利用する可能性のあるジャンルのお店等がいくつか見つかれば、当カードが有効活用可能であることを確認できる。なお割引等のサービスの内容は店舗ごとで異なるのが、同HP内のリストではその内容までを把握可能だ

ちなみに、対象店舗はそれほど多くはない。ただジャンルは多岐にわたっているので、場合によっては大きなメリットが生じる可能性もある。また、そもそも高額な買い物が想定されるケースでは割引金額も大きくなることがある。なのでチェックする価値は大だ。

しかしながら、カードの発行には少々手間と費用がかかるので、利点の有る無しを考える際には、手間と費用とを踏まえたい。

手続き方法は3つある。1つは「自動車安全運転センター」の窓口にて直接申し込む」(即日発行はされない)、2つ目は「最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から申し込む」、3つ目は「スマホアプリを使ってネットで申し込む」、これらだ。なお「最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から申し込む」場合、証明書申込用紙は最寄りの交番でも手に入れられる。

で、どのやり方をするにしても交付手数料が1通につき「670円」かかる。さらにこれを振り込みにて支払う場合には振り込み手数料も発生する。センターにて申請する場合にはそこまでの交通費もかかる。

ところで各種割引サービスを受けられるのはカードの発行日から1年以内とされている場合が多いので、手間+費用と利点とを天秤にかける際には、1年単位で考えよう。そうしてメリットの方が上回っていると判断できたら、即、申請を。

今回は以上だ。次回も見過ごされがちな“お得”情報を紹介予定だ。お楽しみに。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る