トヨタ『ハイラックス』に燃料電池車、航続600km以上…最新プロトタイプ発表

トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ
トヨタ・ハイラックス の水素燃料電池車の最新プロトタイプ全 5 枚

トヨタ自動車の欧州部門は9月5日、ピックアップトラックの『ハイラックス』(Toyota Hilux)をベースにした水素燃料電池車の最新プロトタイプを発表した。

最新プロトタイプには、燃料電池車の『ミライ』用のトヨタの第2世代燃料電池パワートレインを搭載している。水素は3つの高圧燃料タンクに貯蔵され、床下に搭載された。水素満タン時の航続は、600km以上と見込まれている。

燃料電池で発電した電気を蓄えるハイブリッドバッテリーは、リアの荷台カバー下に配置された。そのため、キャビンスペースに影響を与えていないという。

トヨタは2023年内に、10台のプロトタイプを製作する計画。安全性、動的性能、機能性、耐久性が量産モデルに要求される高い基準を満たすことを確認するため、厳しいテストを受ける予定、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る