【トヨタ センチュリー 新型】スペック比較…レクサスの高級ミニバン『LM』

トヨタ センチュリー 新型(上)とレクサス LM(下)
トヨタ センチュリー 新型(上)とレクサス LM(下)全 37 枚

トヨタの最高級ショーファードリブンカー『センチュリー』に9月6日、SUVふうボディを持つ新タイプが追加された。トヨタグループの既存モデルでは、レクサスブランドのミニバン『LM』が、ショーファードリブンの高級車だ。新型は日本に導入されることも決まっており、これとスペックを比較した。LMの数字は中国仕様だ。

◆ボディサイズ比較

トヨタ センチュリー 新型トヨタ センチュリー 新型

●センチュリー新タイプ

全長:5205mm
全幅:1990mm
全高:1805mm
ホイールベース:2950mm

レクサスLM(プロトタイプ)新型レクサスLM(プロトタイプ)新型

●レクサスLM

全長:5125mm
全幅:1890mm
全高:1955mm
ホイールベース:3000mm

最大寸法はセンチュリー新タイプのほうが長く、低く、幅が広い。これらの数字を見るとSUVふうボディのセンチュレーと、ミニバンのLMとの違いは明らかだ。

◆居住性比較

トヨタ センチュリー 新型トヨタ センチュリー 新型

●センチュリー新タイプ

室内長:2145mm
室内幅:1605mm
室内高:1245mm

LMの室内寸法は発表されていない。いずれの車も、これだけ外寸が大きければ車内が狭いということはあり得ないので、比較することに意味はなさそう。

◆エンジンスペック

トヨタ センチュリー 新型トヨタ センチュリー 新型

●センチュリー新タイプ

エンジン
型式:2GR-FXS
種類:V型6気筒・プラグインハイブリッド(ハイオクガソリン)
総排気量:3.456リットル
最高出力:193kW(262PS)/6000rpm
最大トルク:335Nm(34.2kgfm)/4600rpm

フロントモーター
最高出力:134kW(182PS)
最大トルク:270Nm(27.5kgfm)
リアモーター
最高出力:80kW(109PS)
最大トルク:169Nm(17.2kgfm)

システム最高出力:303kW(412PS)

レクサスLM(プロトタイプ)新型レクサスLM(プロトタイプ)新型

●レクサスLM

A25B-FXS
種類:直列4気筒・ターボハイブリッド(ハイオクガソリン)
総排気量:2.487リットル
最高出力:140kW(190ps)/6000rpm
最大トルク:242Nm(24.7kgfm)/4300~4500rpm

フロントモーター
最高出力:134kW(182ps)
最大トルク:270Nm(27.5kgfm)
リアモーター
最高出力:40kW(54ps)
最大トルク:121Nm(12.3kgm)

システム最高出力:184kW(250PS)

センチュリー新タイプのほうがパワフルな心臓を持っている。内燃エンジンはセンチュリーのV6・193kWに対しLMの直4・140kW、リアモーターの出力は80kWに対し40kWとなっている。

◆燃費、駆動系比較

トヨタ センチュリー 新型トヨタ センチュリー 新型

●センチュリー新タイプ

燃費(WLTC):14.2km/リットル

●レクサスLM

燃費(WLTC):16.2km/リットル
最高速度:180km/h

センチュリー新タイプの最高速は不明。オーナーで気にする人はいないのだろう。燃費は、社会に対する影響もしくは評判という点で重視するかもしれない。

◆車両価格

トヨタ センチュリー 新型トヨタ センチュリー 新型

●センチュリー新タイプ

2500万円

●レクサスLM

119万9000人民元=約2390万円

価格はLMの方が100万円ちょっと安いだけ、と意外と近い。カスタムするプラスのコストはセンチュリー新タイプのほうが多そうだから、差は開くと思われる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る