光岡 ビュートストーリー、渡部執行役員「非常に使い勝手の良いモデルに」

光岡自動車 ビュートストーリー
光岡自動車 ビュートストーリー全 6 枚

【光岡 ビュートストーリー 発表】光岡自動車は主力モデル『ビュート』を全面改良し9月22日から販売を開始すると発表した。先代までは日産自動車『マーチ』をベース車両としていたが、4代目はトヨタ自動車『ヤリス』をベースとしたハッチバックスタイルとなり、モデル名も『ビュートストーリー』とした。

光岡自動車の渡部稔執行役員は9月21日に都内で開いた発表会で「1993年1月に初代ビュートが誕生してから今年で30年となった。初代から3代目まではベース車両にマーチを使用していたが、ビュートストーリーはベース車両に初めてヤリスを採用した」と紹介。

その上で「歴代ビュートの持つ愛くるしさ、DNAはそのままに、CVT、二輪駆動のみならず、6速マニュアル、4WD、さらにはハイブリッドのラインアップに加えて、LEDヘッドライト、レーン逸脱警告機能、先行車発進告知機能を全車標準装備としてお届けする」と述べた。

さらに「レーダークルーズコントロール、パーキングサポートブレーキなど、より充実した先進安全装備をお選び頂けるグレードもご用意している。ビュートストーリーは令和の時代にふさわしい非常に使い勝手の良いモデルになった」とも強調した。

ビュートストーリーの価格は308万円から429万円となっている。渡部執行役員によると「歴代ビュートはこれまで初代9090台、2代目1400台、3代目2962台、累計1万3500台弱をお届けしてきた」という。

ビュートストーリーは2月から先行予約受付を開始しているが、すでに2024年8月生産分まで埋まっている。というのも「どうしても手造り、少量生産のため年内40台程度、2024年は年間180台程度」しか造れないからだ。このためこれから注文しても2024年9月生産枠からの納車になる見通しだ。

《小松哲也》

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