[プロセッサー活用]上達法解説…サウンドチューニングに“基準”を持つことが大事!

「プロセッサー」の一例(ロックフォードフォズゲート・DSR1)。
「プロセッサー」の一例(ロックフォードフォズゲート・DSR1)。全 1 枚

当コーナーではこれまで、「サウンドチューニング」を司る機器である「プロセッサー」に搭載されている機能の設定方法を説明してきたが、その最後として今回からは、「サウンドチューニング」の上達法を総合的に解説していく。

まず今回は、「“基準”を持つこと」の重要さについて説明したい。「サウンドチューニング」機能は好みの音に仕上げるためのものでもあるが、それ以上に「音源どおりのサウンドにするためのもの」という色彩が濃い。であるので、どんな音が正解なのかを自分の中で持っておく必要がある。それがあれば、「サウンドチューニング」の際にはその音に近づけていければ良いわけだ。

なので、自宅にホームオーディオシステムがあればそれにて再生される音を“基準”としても良いし、なじみの「カーオーディオ・プロショップ」に高性能なホームオーディオシステムが設置されていたら、その音を“基準”としても良い。または、「カーオーディオ・プロショップ」のデモカーのシステムを“基準システム”としても良い。

で、“基準”となるシステムを定めたら、それにて自分の好きな楽曲をじっくりと何度も聴き込もう。そしてそのサウンドを体に染み込ませておきたい。なお体に染み込ませる楽曲は、少ないよりは多い方が良い。“基準システム”が「カーオーディオ・プロショップ」の機材である場合には、そのシステムをいつも独占できるわけではないので曲数はある程度限定的にならざるを得ないが、それでも1曲よりは3曲、3曲よりは5曲というように多くを聴き込めるとベストだ。

そして“基準”となる各楽曲は、編成やサウンドタイプの異なる曲であった方が良い。似たようなサウンドの曲ばかりだと見落としてしまう部分も出がちだ。もちろん、自分が好きな曲であることがとても重要なのだが(その方が聴いていて楽しいし、ぐっとくるポイントも多いのでより特徴を掴みやすい)、その前提においてバラエティに富ませたい。

そしてそれぞれについて、帯域バランスや各楽器の立ち位置、さらには楽曲自体の感動力といった全体的な印象を感じ取りつつ、さらには細部の印象もこと細かに記憶しておこう。例えば、途中で響くトライアングルの音色がどんな感じなのかとか、ベースラインのグルーブ感や音色や量感はどうなのか等々、ポイントごとで具体的にイメージを掴んでおこう。

こうして“基準”となるサウンドを持てたら、「サウンドチューニング」時にそれら楽曲をかけ、“基準”どおりの音になるように調整していけばOKだ。

今回は以上だ。次回以降も「サウンドチューニング」の上達法を総合的に解説していく。お楽しみに。

《太田祥三》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  2. ホンダ、カブトと共同開発のフルフェイスヘルメット『KF-2F』発表…EICMA 2026
  3. ホンダ『オデッセイ』628台にリコール…バッテリー上がり
  4. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
  5. トヨタ『カローラ』次期型、「スポーツ」と「ツーリング」はどうなる? セダンとハッチバックを統合か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る