シトロエン『2CV』が誕生75周年を祝う---52年・500万台

シトロエン 2CV AZ(1959年)
シトロエン 2CV AZ(1959年)全 38 枚

シトロエンは9月25日、ブランドで最も象徴的なモデルである大衆車『2CV』の75周年を祝った。1948年10月7日のパリモーターショーで初公開された2CVは、合計511万4969台が生産され、最後の2CVは、発売から42年後の1990年7月27日午後4時にポルトガルのマングアルデ工場を出た。

【画像全38枚】

シトロエン 2CV A(1939年)シトロエン 2CV A(1939年)

2CVの起源は、1936年に生まれた「TPV」(Toute Petite Voiture、非常に小さな車)プロジェクトにある。プロジェクトの目的は、低所得者に経済的で多目的に使える車を提供すること。1937年に最初のプロトタイプが誕生した。重量はわずか370kg、ヘッドライトは1つだけ(当時の法規では2つは必要なかった)。最高速度は50km/hで4人と50kgの荷物を運ぶことができた。

250台のプレプロダクションモデルが用意され、1939年のパリモーターショーで発表予定だったが、戦争の勃発により中止された。この時製造されたモデルはほぼすべてが破壊されたが、のちに4台が発見された。

1949年7月に生産が開始された2CVは、9馬力、375cc、空冷式フラットツインエンジンを搭載し、最高速度は50km/hだった。シトロエンはこの小型車によって自動車業界を革新することになる。

シトロエン 2CV A(1950年)シトロエン 2CV A(1950年)

その独特のボディ形状とデザインが多くの人を虜にした。成功の理由として、多目的に使えること、取り外し可能なベンチ、軽さ、機敏さ、快適さ、そして経済的な運用コストもあげられる。1950年には納期が6年にまで延びた。

シトロエン 2CV スポット(1976年)シトロエン 2CV スポット(1976年)

1951年には「2CVバン」(フルゴネット、2CV AU)が、1954年には12馬力エンジンと有名な遠心クラッチを装備した「2CV AZ」が追加される。

さらに2CVは、シトロエンが主催した様々なレイド、例えば1970年のパリ~カブール~パリ(走行距離:1万6500km)、1971年のパリ~ペルセポリス(走行距離:1万3500km)、1973年のアビジャン-チュニス(走行距離:8000km)など、世界中を走った。

そして2023年10月7日には、シトロエン2CVの75周年を祝う大きなイベントが予定されている。プライベートコレクターが維持している75台の2CVが、パリ北部オルネ=スー=ボワにあるヒストリックカーの保管・展示施設であるシトロエン・コンセルヴァトワールに集められる。

《レスポンス編集部》

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