メルセデスベンツ『GLA』に頂点「AMG 45」、421馬力ターボ搭載…改良新型を欧州発表

メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+ 改良新型
メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+ 改良新型全 20 枚

メルセデスベンツは10月12日、小型SUV『GLA』の高性能モデル、メルセデスAMGGLA 45 S 4MATIC+』(Mercedes-AMG GLA 45 S 4MATIC+)の改良新型を欧州で発表した。

写真:メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+ 改良新型


◆新デザインのフロントバンパーや最新の「MBUX」を採用

改良新型では、内外装を変更した。新形状のフロントエバンパーを装備し、ボンネット先端にはAMGクレストを配した。ヘッドライトとテールライトの新しいライトシグネチャーが、視覚的アクセントを加えている。マルチビームLEDヘッドライトはオプションで選択できる。

ホイールアーチエクステンションは、ブラックからボディ同色に変更された。20インチアルミホイールと赤いブレーキキャリパーを標準装備する。リアでは、ツインテールパイプと大型ルーフスポイラーが、GLAファミリーの最もパワフルなバージョンと主張する。

室内には、AMGパフォーマンスステアリングホイールが標準装備された。「MBUX」インフォテインメントシステムも最新バージョンとなり、メルセデスAMG 専用のディスプレイデザインと機能を備える。Apple「Car Play」とグーグル「Android Auto」は、ワイヤレス接続が可能に。USB 充電性能の引き上げとUSB-Cポートの追加によって、コネクティビティが向上している。

新しいシート生地を使用したスポーツシートを標準装備した。オプションでAMGパフォーマンスシートが選択できる。人工皮革「ARTICO」とマイクロファイバー「MICROCUT」の組み合わせは、今回初めてバイアブラウンでもオーダーできるようになった。人工皮革のARTICOの新色は、セージグレー/ブラック。また、レザーシートのカバーには初めて、レッドペッパー/ブラックを用意した。トリムパネルには、オープンポアライムウッド(ブラウン)を採用している。

メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+ 改良新型メルセデスAMG GLA 45 S 4MATIC+ 改良新型

◆0~100km/h加速4.3秒で最高速は270km/h

直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、「M139型」と呼ばれる。排気量は1991cc。ツインスクロールターボチャージャーは、低い回転域での最適なレスポンスと高回転域での高いパワー特性を兼ね備える。これに加えて、タービンハウジングを、並行に配された2つの流路に分割し、排気流を別々にタービンに供給することを可能にした。その結果、低いエンジン回転数でも高いトルクが得られ、非常に優れたレスポンスを実現しているという。

また、コンプレッサーとタービンのシャフトに、ローラーベアリング(ころ軸受)を採用した。ローラーベアリングは、ターボチャージャー内の機械的摩擦を最小限に抑える効果を発揮する。これにより、ターボチャージャーはよりスピーディなレスポンスを可能にし、より速く16万9000rpmの最高回転数に到達するという。

M139型では、ターボチャージャーはエンジンとフロントのバルクヘッドの中間にレイアウトされた。メルセデスAMG の「35」シリーズのM260型と比較すると、シリンダーヘッドの向きは180度異なる。ターボチャージャーの冷却には、油と水に加えて、空気が使用される。エアディフレクターとして設計されたエンジンカバーとボンネットの下にあるダクトを介して、ラジエータグリルからの風がターボチャージャーに当たるよう設計された。

M139型直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力421hp/6750rpm、最大トルク51kgm/5000~5250rpmを獲得する。トランスミッションは8速デュアルクラッチの「AMGスピードシフトDCT」、駆動方式は4WDの4MATICのAMGパフォーマンス仕様だ。0~100km/h加速4.3秒、最高速270km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

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◆「AMGダイナミックセレクト」は6種類の走行モード

電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を採用する。「スリッパリー」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「レース」の6種類の走行モードを切り替えることにより、エンジンやトランスミッションのレスポンスなどが変化する。

スリッパリーモードは、滑りやすい路面状況に最適で、フラットなトルクカーブが特長だ。ギアチェンジはスムーズに、より早いシフトアップが行われる。コンフォートモードは、快適で燃費重視の運転モードだ。サスペンションとステアリングは、快適性を重視した設定となり、エンジンのスタート/ストップシステムも作動する。

スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。エンジンのスタート/ストップシステムは作動しない。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。シフトダウン時には、レブマッチングが行われる。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。レースはサーキット走行向けのモード、としている。

《森脇稔》

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