レクサス最小SUV『LBX』、日本円で約550万円から…受注を英国で開始

1.5リットル3気筒エンジンのハイブリッド搭載

ベースグレードでもレクサスらしい充実した装備

「ソニックカッパー」のツートーンボディカラーをまとう発売記念モデル

レクサス LBX(欧州仕様)
レクサス LBX(欧州仕様)全 20 枚

レクサス(Lexus)は10月12日、ブランド最小SUV『LBX』 の受注を英国で開始した。現地ベース価格は2万9995ポンド(約550万円)で、納車は2024年3月に開始される予定だ。

◆1.5リットル3気筒エンジンのハイブリッド搭載

LBXの車名は「Lexus Breakthrough X(cross)over」を意味する。コンパクトなサイズでありながら、上質で存在感のあるエモーショナルなプロポーションを追求した。コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」を刷新するとともに、基本素性と電動化技術を鍛え上げた。また、「Lexus Driving Signature」の深化を追求し、ドライバーと車両が一体となり、高い操縦性と快適性の両立を目指している。LBXには、新開発ハイブリッドシステムを搭載する。このハイブリッドは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンに、モーターの組み合わせだ。

デザイン面では、「Premium Casual」をコンセプトに掲げる。コンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質さを併せ持ち、顧客が日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバー車を目指して、開発に取り組んだ。

エクステリアでは、スタンスの良いダイナミックなプロポーションを追求する。また、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」を採用した。リアは、低重心でシンプルな塊感を強調するデザイン。ボディサイズは全長4190mm、全幅1825mm、全高1560mm、ホイールベース2580mmとした。インテリアでは、プレミアムモデルに相応しい仕上げにこだわり、リラックスして車両との一体感を楽しめる室内空間を演出することを目指している。

◆ベースグレードでもレクサスらしい充実した装備

ベースグレードには、17インチアルミホイール、オートマチックハイビーム付きLEDヘッドライト、9.8インチタッチスクリーン付き「レクサスリンクコネクト」マルチメディアシステム、デュアルゾーンエアコン、ワイヤレスのApple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」、前後パーキングセンサー、リアビューカメラを装備する。

中位グレードには、前席シートヒーター、リアプライバシーガラス、ワイヤレスのスマートフォン充電、プリクラッシュシステム(ドライバーモニター、リアサイドモニター、ブラインドスポットモニター、セーフエグジットアシスト付き)、アンビエントキャビンライト、自動防眩ルームミラーを装備した。

上位グレードには、ハイグロス塗装の18インチアルミホイール、パワーバックドア、12.3インチデジタルディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、スマートエントリー、「ナノイーX」空気清浄システムが付く。ツートーン塗装や切削光輝アルミホイール、レッドステッチ入り合成皮革シートが採用される仕様もある。

最上位グレードには、13スピーカーのマークレビンソンサウンドシステム、セミアニリン本革シート、メモリー付き運転席パワーシート、マルチカラーインテリアアンビエント照明、インテリジェントパークアシスト、アドバンスドセーフティパック、アダプティブハイビームシステム付きLEDヘッドライトなどを装備した。ツートーン塗装、切削加工の18インチアルミホイール、ウルトラスエード&レザーのコンビシートが付く仕様も用意される。

◆「ソニックカッパー」のツートーンボディカラーをまとう発売記念モデル

発売記念モデルとして、「オリジナル・エディション」をラインアップする。およそ1500台が限定生産される予定だ。オリジナル・エディションでは、アルミホイールをマットブラックで仕上げた。フロントとリアのスポイラー、リップスポイラーはピアノブラック。バックドアには、「Original Edition」のエンブレムが装着される。ボディカラーは「ソニックカッパー」のツートーン塗装とした。

インテリアは「ブラック・オン・ブラック」をテーマに、ブラックのレザーとウルトラスエードのシート、ブラックのシートベルト、ブラックのステッチと刺繍が施された。インストルメントパネルには、Original Editionのプレートが添えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る