3列シート仕様が登場、ルノー『グランカングー』の魅力的なパッケージ…MT設定もアリ

ルノー・グランカングー
ルノー・グランカングー全 23 枚

世界最大級となるルノー『カングー』のファンイベント、日本のカングージャンボリーは、ルノー本社でも注目度が高いらしく、今回は小型商用車部門やカングー開発チームの責任者が来日した。しかし、それ以上に来場者を喜ばせたサプライズは、間違いなく新型車の「グランカングー」だ。

【画像全23枚】

ルノー LCV部門 上席副社長 ハインツ・ユルゲン・レーヴ氏(左)、ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長 小川隼平氏(右)ルノー LCV部門 上席副社長 ハインツ・ユルゲン・レーヴ氏(左)、ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長 小川隼平氏(右)

この3列シート仕様のロング版カングーは先日、独ミュンヘンで開催されたIAAモビリティ2023でワールドプレミアを飾ったばかり。当然というべきか、日本導入は正式発表されていない。にもかかわらず、IAAで展示された車両をジャパンモビリティショー目前なのにも関わらず、ここイベントで日本初公開したのだ。カングージャンボリーと、日本のカングーファンをルノー本社がいかに重視しているかがうかがえる。

ルノー・グランカングールノー・グランカングー

グランカングーの全長は4910mm、ホイールベースは通常モデルより30cmほど長い3010mm。両側に配置したスライドドアは、18cm長い83cmで、低いサイドシルやスライドと跳ね上げが可能な2列目シートもあって、3列目の乗降性は非常によい。

グランカングー:セカンドシートグランカングー:セカンドシート

シアターレイアウトを採用し、後方へ移動するほど着座位置は高くなる。3列目シートは大人でも快適に過ごせそうな広さで、スライド機構も装備。また、5つのリアシートは脱着式で、1024通りものアレンジが可能だ。

ルノー・グランカングールノー・グランカングー

リアドアは、ウインドウ付きのテールゲートが標準装備。しかし、日本仕様のカングーに採用される2:1分割のサイドヒンジドアも設定される。荷室容量は、7座使用時で500リットル、3列目を取り外し、2列目を倒すと3750リットルまで拡大できる。

パワートレインは、電動モーターと内燃エンジンをともに設定。BEVのEテック・エレクトリックは、90kW(約122ps)/245Nmのモーターと45kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大265km走行できるという。

ICEは130psのガソリンと95psのディーゼルで、前者は6段MTか7段DCT、後者は6段MTと組み合わせる。日本へどの仕様が導入されるかは未定ながら、要望が高いMTも用意することを、来日したLCV部門上席副社長のハインツ・ユルゲン・レーヴ氏は口にした。

ルノー・グランカングールノー・グランカングー

先代モデルにも設定されながら、日本へは導入されなかったグランカングーが、3代目で上陸することになった背景には、ステランティスのライバル車の好調ぶりがあることは想像に難くない。来場者からは見慣れぬ巨体への違和感を訴える声も聞かれたが、それ以上に使い勝手への期待が大きかったのも確か。日本仕様の正式発表が待ち遠しい。

◆200台限定!『ヴァリエテ』の個性的なボディカラーに注目

ルノー・カングー“ヴァリエテ”ルノー・カングー“ヴァリエテ”

もう1台、初披露されたのが、新型カングー発売記念車以来の限定モデルである「ヴァリエテ」。1.3リットルガソリン+7速DCTに樹脂バンパーのクレアティフがベースで、ボディカラーは専用色のグリアーバン。ブラックのスチールホイールとマルチルーフバー、スマートフォンワイヤレスチャージャーを特別装備する。

200台限定の抽選販売で、申し込み受付は10月21日~11月19日。価格は419万円。

ダナーとのコラボシューズも展示ダナーとのコラボシューズも展示

このカングー・ヴァリエテ発売を記念し、ワークブーツブランドとして名を馳せるダナーとのコラボレーションを実施。ヴァリエテのボディカラーをイメージしたオリジナルシューズのワシューガルRKV(23.0~28.0cm、0.5cm刻み)と、ダナーのロゴ刺繍が入るダークグリーンのPVCレザーを用いたCABANA製シートカバーを、12月24日までの期間限定で受注販売する。オリジナルシューズは4.7万円、シートカバーは13.2万円(取付費用は別途2.75万円)。

《関耕一郎》

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