スカイライン のインフィニティ版『Q50』、純正カスタム提案…SEMA 2023で発表へ

インフィニティ Q50 のカスタマイズモデル
インフィニティ Q50 のカスタマイズモデル全 11 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは10月26日、スポーツセダン『Q50』(日本名:日産『スカイライン』に相当)のカスタマイズモデルを10月31日、米国ラスベガスで開幕するSEMA 2023で初公開すると発表した。

このカスタマイズモデルは、インフィニティQ50シリーズの最強グレードで、パフォーマンス指向の「レッドスポーツ400」グレードがベースだ。「VR30型」直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは最大出力405ps/6400rpm、最大トルクは48.4kgm/1600~5200rpmを発生する。

このエンジンに、ビレットアルミ製のクーラント拡張タンクを装備した。純正タンクより70%容量を拡大する。インタークーラーの冷却性向上用に容量1.7ガロンのタンクも追加された。パフォーマンスコールドエアインテークや純正より厚く、面積が大きい熱交換器も装備されている。エンジンの摩耗を防ぐテクノロジーを採用した「Mobil 1」のモーターオイルを使用した。

リアには、純正オプションの「インフィニティ・パフォーマンス」のキャットバックエキゾーストを装着した。これにより、爽快なエキゾーストノートを奏でるという。また、インフィニティ・パフォーマンスのストリートブレーキパッドや、フロントアッパーアーム、リアトラクションロッド、エンドリンクなども採用している。

足元には、NISMO(ニスモ)が開発したアルミホイールを装着した。NISMOの「LM-RS1」ホイールは、アルミの鍛造構造により、細いスポークを実現している。そのデザインは、NISMOのパフォーマンスに関するノウハウを集めたもので、NISMOの厳しい社内基準に準拠し、厳しいテストをクリアしている。

サイズは直径19インチ、幅9.5インチで、NISMOセンターキャップが装着される。色は、ブラック、アンスラサイト、ブロンズのセミグロス仕上げから選択できる。このホイールは、インフィニティの純正アクセサリーパッケージに新たに追加されたアイテム、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る