アウディ Q8 改良新型に頂点「S」、500馬力V8ツインターボ搭載…2024年米国発売予定

アウディ SQ8 改良新型
アウディ SQ8 改良新型全 10 枚

アウディは最上位SUVクーペの『Q8』の高性能モデル、「SQ8」(Audi SQ8)の改良新型を2024年第1四半期(1~3月)、米国市場で発売する。現地ベース価格は、9万6600ドル(約1445万円)と発表されている。

写真:アウディ SQ8 改良新型

SQ8の改良新型では、スポーティなキャラクターをさらに強化している。その特長は、フロントバンパーに装着された新しいデザインのスポイラー、スポーティな外観のフロントアンダーライドガード、リアのディフューザーなどだ。シングルフレームグリルには、スポーティな配色のL型のインレイが縦に配置された。より大きなエアインテークは、表面全体がハニカムグリルになっている。

さらに、ドアミラーカバー、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークのエッジは、スポーティなアルミニウムルックとした。サイドスカートのインレイにも、同じ配色を採用している。「ブラック・オプティクスパッケージ」もオプションで選択できる。

パワートレインには、「4.0TFSI」を搭載する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、米国仕様の場合、最大出力500hp、最大トルク78.5kgmを発生する。2つのツインスクロールターボチャージャーは、Vバンクに配置された。このレイアウトにより、低回転域においても、優れたレスポンスを実現。排気システムには、2つのモード制御アクチュエータが装備されており、エンジン音が変化する。

トランスミッションは8速ティプトロニックで、駆動方式は4WDのクワトロだ。0~96km/h加速4.0秒のパフォーマンスを可能にしている。

21インチホイールと285/45サイズのタイヤを標準装備した。専用の新しい23インチアルミホイールもオプションで用意する。フロントブレーキディスクの直径は400mm、リアブレーキディスクの直径は350mm。フロントのブラックのブレーキキャリパーには、Sのロゴが付く。高度にデジタル化されたOLEDリアライトもオプション設定。ヘッドライトと連動して、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る