世界のセレブが注目!? ランボルギーニ『ウルス』の大進化、PHEVの恐るべきパフォーマンスとは

ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)
ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

ランボルギーニは現在、クロスオーバーSUV『ウルス』の大幅改良に着手しているが、その超目玉となる新フラッグシップ『ウルスPHEV』の市販型プロトタイプがついにニュルブルクリンクに投入された。

ウルスの兄弟モデルとなるポルシェ『カイエン』が、高性能PHEVの「カイエンターボ Eハイブリッド」で最高出力729psに達しているが、ウルスPHEVはそれを凌駕するモデルとなる。

ランボルギーニは、「ウルスS」および「ウルス ペルフォルマンテ」の生産を終了するが、その理由は排ガス規制にある。ユーロ6は多くの自動車メーカーにとって困難な壁であったが、ユーロ7ではさらにハードルが上がる。これの対応によりコスト増は避けられず、それは車両価格にも反映される。ウルスは、PHEV化によるパフォーマンスの大幅向上でこれに立ち向かう。

ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)

ニュルで捉えた最新のプロトタイプからは、いよいよ市販モデルの姿が見えてきた。ボディ全体はカモフラージュが施されているものの、フロントマスクからは現行のY字LEDデイタイムランニングライト(DRL)とは異なるスリムなDRLで縁取られたヘッドライトが確認できる。フロントバンパーのエアインテークは、カモフラージュによってむしろその複雑な形状が浮き彫りになっている。

リアエンドからは、グラフィックが刷新されたLEDテールライトが透けて見えるほか、クワッド(4本出し)のテールパイプがインストールされていることも確認できる。

キャビン内も激写した。ダッシュボード下部のディスプレイがより目立つようになり、中央の2つのスクリーンの間にショートカットボタンを配置し直すなど、最小限の変更ながら機能や使い勝手はアップデートされるようだ。

ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)ランボルギーニ ウルスPHEV プロトタイプ(スクープ写真)

4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電動モーターを組み合わせるPHEVパワートレインは、最高出力808psにも達するという。エンジンは1万回転まで回るとも噂されている。ランボルギーニの最新フラッグシップ『レヴエルト』の8速デュアルクラッチトランスミッションを搭載するとの情報もあったが、その可能性は引くそうだ。

ウルスPHEVのデビューは2023年内と伝えらえていたが、どうやら2024年以降になりそうだ。今やランボルギーニの屋台骨を支えるモデルとなったウルス。その進化に世界のセレブが注目していることだろう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る