ホンダ『モトコンパクト』、ファースト&ラストマイルの新しい移動手段…米国発売

ホンダ・モトコンパクト
ホンダ・モトコンパクト全 10 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は11月1日、1980年代のホンダ『モトコンポ』を現代風にアレンジした新型電動スクーター、『モトコンパクト』を発売した。米国のホンダとアキュラの一部販売店で取り扱い、ベース価格は995ドル(約15万円)だ。

写真:ホンダ・モトコンパクト

オリジナルのモトコンポは、1981年11月に日本で発売された。当時、同時発表されたコンパクトカーの初代『シティ』の荷室に、ハンドルやシートを折りたたんで積める機動性の高さがモトコンポの特長だった。必要充分な性能を備えた2.5馬力の2サイクルエンジンを搭載していた。

米国市場で発売されたモトコンパクトは、乗って楽しい「ファースト&ラストマイルソリューション」を目標に開発された。都市や大学のキャンパス内を移動したり、ファーストマイル、ラストマイルビークルとして使用したりするのに最適という。

モトコンパクトは、都市部での新しい移動手段として、1回の充電で最大12マイル(約19km)のゼロエミッション走行が可能。車載充電器が標準装備されており、バッテリーはおよそ3時間30分で充電できる。

モトコンパクトは、米国のホンダのエンジニアによって設計、開発された。軽量かつコンパクトなデザインが特長で、オリジナルのモトコンポ同様、ハンドルやシートは折りたたむことができ、キャリーケースとして持ち運べるようにした。また、最高速は24km/h、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  2. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 60fpsの超滑らか映像、“全部入り”純正ミラー交換型デジタルルームミラーが登場
  4. “立駐ドリフト”で話題になったあのクルマをホットウィールで完全再現!映画『ワイルド・スピード』の最新シリーズをゲットせよPR
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る