フィアット X1/9 や セリカ1600GT など「名車」70台…飯田 丘フェス・南信州名車倶楽部

ハマーH2、フィアットX1/9、セリカ1600GTなど愛すべき「名車」たち70台…飯田 丘フェス・南信州名車倶楽部
ハマーH2、フィアットX1/9、セリカ1600GTなど愛すべき「名車」たち70台…飯田 丘フェス・南信州名車倶楽部全 78 枚

“人形劇のまち”として知られる長野県飯田市の恒例イベント、サブカルとグルメの祭典『飯田 丘のまちフェスティバル(丘フェス)』が、文化の日の11月3日に開催。今年で15回目を迎えたが、2021年はコロナ禍により開催延期となり、2022年は規模縮小のもと実施。ようやくのフル開催となった今年は、コスプレランウェイやステージイベント、フィギュア販売、ご当地グルメサミットなどが飯田市中心市街地で行われ、約40,000人が各地から訪れ大盛況となった。

南信のクルマ愛好家が企画した「名車展示」&「ペダルカーレース」

丘フェスで企画された数多くの催しの中、来場者たちが思わず足をとめ、笑顔で歓喜の声を上げていた「名車」展示について紹介したい。

飯田市内中央通り1丁目&2丁目に、70台もの名車たちが大集結。輸入車・国産車を問わず、クラシックカーからスポーツカーまで、こだわりの名車展示を企画したのは、長野県飯田市など南信エリア近郊で暮らすクルマ愛好家「南信州名車倶楽部」メンバーたち。8年前から丘フェスで名車展示を続けており、展示車のほとんどが個人所有で大切に維持し続けられている愛車たち。2015年11月の初展示時は40台だったが、回を重ねるごとに飯田・南信エリア以外からの参加者が増え続け、今年は石川県や東京都、愛知県などから自走で駆けつけたカーオーナーがおり、総勢70台が集まった。

名車展示の他に、2019年から行われている子ども向けの「ペダルカーレース」も大好評。この日のために、南信州名車倶楽部メンバーたちが用意したペダルカーを目にした子どもたちは大興奮の様子で、5~6レース予定だったところ参加希望が続出し、15レースが行われた。

また今年、初企画となった、長野県飯田技術専門学校 自動車整備科のエコラン車両展示も注目を集めていた。毎年ホンダが開催している低燃費競技会「エコマイレッジチャレンジ全国大会」に出場するため、溶接・金属加工などを行って作り上げられた2台(フューエルセイバーズ、MONTY)が展示されていた。

このマシンは自動車整備科の生徒たちが、地元飯田で老舗の自動車プロショップ・相互車体有限会社(飯田市中村75)の全面サポートのもと仕上げたたマシンで、今年9月に行われた「エコマイレッジチャレンジ全国大会2023」に、飯田技専フューエルセイバーズのチーム名で出場を果たしている。

名車70台の雄姿を一挙大公開

丘フェスの「名車」展示で注目したいのは、展示条件。多くのクラシックカー展示イベントは、車種や年代などが限定されているが、南信州名車倶楽部の展示条件は『とにかく、自分の愛車に情熱を注いでいるヘンタイならOK!』。カーオーナーが大切に乗り続ける愛車であれば展示できるのだ。

本記事では、今年の丘フェス「名車」展示に参加した全車種の写真を掲載。滅多に目にすることがない希少車から、ユーモアあふれるカスタムが施された車両まで、まさに “ 自由 ” で茶目っ気がある名車たちの姿を楽しんでほしい。

来年2024年11月3日の丘フェスでも名車展示を予定。愛車を展示したい方は、ぜひ南信州名車倶楽部 事務局(0265-25-5151/相互車体・内山)へ問い合わせしてほしい。

ハマーH2、フィアットX1/9、セリカ1600GTなど愛すべき「名車」たち70台…飯田 丘フェス・南信州名車倶楽部

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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