ルノー、新型電動SUVクーペ『ポールスター4』生産へ…2025年から韓国で

ポールスター 4
ポールスター 4全 10 枚

ルノーグループ(Renault Group)は11月9日、韓国の釜山工場で2025年から、ボルボカーズ傘下のポールスターの新型電動SUVクーペ『ポールスター4』を生産すると発表した。

ルノーコリア自動車、ボルボカーズの親会社の吉利集団、ポールスターの3社が、ルノーの釜山工場において、北米や韓国国内市場向けにポールスター4を生産することで合意に達した。港湾へのアクセスが良好な釜山工場の輸出拠点としての役割を拡大するための次のステップになるという。

2022年以降、ルノーは韓国市場向けにハイエンドの大型EVを生産している。釜山工場の年間生産能力は30万台。ポールスター4は、2025年後半までに釜山工場で生産を開始する予定だ。

ポールスター4は、電動車ブランドのポールスターの第4弾モデルだ。クーペのエアロダイナミクスとSUVのスペースを、最新のテクノロジーによって融合させた電動SUVクーペになる。また、ポールスター4は、ポールスターの次世代クーペEVコンセプトの『プリセプト』のデザイン言語を、最初に採用する市販モデルでもある。

ポールスターが属する吉利集団が開発した「SEA」車台をベースにする。ポールスター4の全長は4839mm、全幅は2139mm、全高は1544mm、ホイールベースは2999mm。DセグメントのSUVクーペだ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る