ジープが新「7スロットグリル」採用、ラングラー PHEVに2024年型…受注を欧州で開始

ジープ・ラングラー 4xe の2024年モデル(欧州仕様)
ジープ・ラングラー 4xe の2024年モデル(欧州仕様)全 10 枚

ジープは11月14日、電動SUV『ラングラー4xe』(Jeep Wrangler 4xe)の2024年モデルの受注を欧州で開始した。

写真:ジープ・ラングラー 4xe の2024年型(欧州仕様)

2024年モデルでは、ラングラーを象徴する7スロットグリルを小変更した。ブラックのテクスチャーを施したスロット、ニュートラルグレーのメタリックベゼル、ボディ同色のサラウンドを採用した。スリムな新グリルは、ブラックのテクスチャーが施された縦スロットによって、冷却効果を高めている。「サハラ」グレードには、オプションで20インチホイールが初設定された。

室内には、ラングラー史上最も大きな12.3インチのタッチスクリーンを装備した。第5世代の「Uconnect 5」システムを搭載する。Uconnect 5は、前世代と比較して5倍高速な操作スピードを実現した。AndroidオペレーティングシステムとOTA(Over-the-Air)アップデートにより、Uconnect 5は、新しいコンテンツ、機能、サービスを実現するために、システムを継続的に進化させるという。

インストルメントパネルには、ファブリックまたはポリウレタンの新しいソフトタッチサーフェスが採用され、コントラストアクセントにステッチが施された。ダッシュボード上部にはAMPSブラケットを装備する。ワイヤレスのApple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」が利用できる。車内で最大8台のデバイスに接続できる4G LTEのWi-Fiホットスポットも用意している。

PHEVパワートレインは、エンジンが直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボだ。シリンダーヘッドに直接取り付けられたツインスクロールの低慣性ターボチャージャーによって、優れたレスポンスとパフォーマンス、燃費を追求した。オルタネーターに代えて、「eトルク」と呼ばれるベルト・スタート・ジェネレーターを採用する。モーターは、8速ATと一体設計された。エンジンとモーターを合わせたPHEVシステム全体で、380hpのパワーと65kgmのトルクを獲得する。

ラングラー4xeには、「E Selec」と呼ばれる3種類の走行モードがある。ドライバーは、ステアリングホイール左側のボタンを操作して、パワートレインモードを選択する。選択したモードに関係なく、バッテリー残量が少なくなると、自動的に「ハイブリッド」モードに切り替わる。ハイブリッドモードは基本モードで、2.0リットルエンジンと電気モーターのトルクを最適にバランスする。このモードでは、パワートレインは最初にバッテリーの電力を使用し、バッテリー残量が少なくなると、エンジンからの駆動力を追加する。

「エレクトリック」モードでは、パワートレインは、バッテリー残量が少なくなるまで、ゼロエミッションで走行する。「eセーブ」モードでは、2.0リッターエンジンからの駆動力を優先し、バッテリーの電力を節約する。ドライバーは、「Uconnect」モニターを介して、eセーブモード中に、バッテリーセーブとバッテリー充電のどちらかを選択することもできる。バッテリーは、蓄電容量17kWhのニッケルマンガンコバルトだ。EVモードでは、WLTP市街地サイクルで最大51kmをゼロエミッション走行できる、としている。

《森脇稔》

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