直6搭載のメルセデスAMG『GT』登場か? 意外と違う、シンプルデザインをチェック!

メルセデスAMG GT 43 直6モデルのプロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスAMG GT 43 直6モデルのプロトタイプ(スクープ写真)全 24 枚

メルセデスAMGの2ドアスポーツカー『GT(AMG GT)』に、新たなラインアップが登場するという。ダウンサイズしたエンジンと、よりシンプルなデザインを持つエントリーモデルにあたり、「GT 43」を名乗ると思われる。プロトタイプをスクープした。

◆直6搭載のエントリーモデルか?

今夏発表された新型AMG GTは、最高出力476psを発揮する「55 4MATIC+」と、最高出力585psを発揮する「63 4MATIC+」をラインナップ、どちらも4.0リットルV型8気筒ターボエンジンを搭載している。

そこに新たに加わるのが、V8よりシリンダー数の少ない直列6気筒モデル「43」だ。おそらく、メルセデスベンツ『CLE 450』に搭載されているエンジンを流用し、最高出力380ps、最大トルク479Nmを発すると見られる。

メルセデスAMG GT 43 直6モデルのプロトタイプ(スクープ写真)メルセデスAMG GT 43 直6モデルのプロトタイプ(スクープ写真)

スクープしたプロトタイプを見ると、特徴的なのはフロントマスクだ。GT 55やGT 63と比べると、よりメルセデスベンツの量販モデルに近い形状のフロントバンパーとなっていることがわかる。パナメリカーナグリルのサイズも縮小され、フロントフェンダーの垂直ベントも削除されている。

リアエンドでは、V8モデルのコーナーにある垂直のエアアウトレットがなくなり、よりすっきりとした印象に。また白いボディのプロトタイプは2本出しのマフラーが突き出ているが、これは仮の装備で、青いボディの車両に見られる円形の4本出しマフラーが最終的に装着されることになるだろう。

キャビン内はV8モデルと大きく変わることはなく、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、縦向きの11.9インチのインフォテインメントシステムを装備。もちろん「身長5フィート(152.4cm)未満の乗員に適した」後部座席も存在する。

「GT 43」のワールドプレミアは、2024年内と思われる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る