BMWとエアバスがタッグ、量子コンピューター活用チャレンジ開催

エアバスとBMW
エアバスとBMW全 2 枚

BMWグループは12月6日、「The Quantum Mobility Quest」と題して、量子コンピューターを活用したチャレンジを航空機メーカーのエアバスと共同で行うと発表した。従来のコンピューターでは克服できなかった航空・自動車分野の課題に取り組む。

このチャレンジは、世界初の試みという。世界的な業界リーダー2社が、量子コンピューターをリアルワールドで活用することで、より効率的で持続可能かつ安全な輸送の未来に向けたソリューションを発見していく。

量子コンピューターは、計算能力を大幅に向上させ、現在最も高性能なコンピューターでさえ苦戦している複雑な課題を解決できる可能性を秘めている。とくに、輸送分野のようなデータ駆動型の産業にとって、この新たなテクノロジーは、さまざまな産業や業務プロセスのシミュレーションにおいて重要な役割を果たし、将来のモビリティ製品やサービスを形作る機会を開く可能性があるという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 日産『エルグランド』新型、第3世代e-POWERで威風堂々のプレミアムミニバンに…ジャパンモビリティショー2025
  2. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱『デリカD:5』が2度目の大幅改良、「S-AWC」搭載で走破性向上…ジャパンモビリティショー2025
  4. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る