マット塗装きわ立つ! 「THE CROWN」でのみ購入可能なクラウン特別仕様が登場

クラウンクロスオーバーRS Advancedの特別仕様車『CROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”』。
クラウンクロスオーバーRS Advancedの特別仕様車『CROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”』。全 16 枚

トヨタ自動車は12月11日、顧客の多様なライフスタイルに応える新しいブランド拠点「THE CROWN」横浜都筑店にて、『クラウンクロスオーバーRS Advanced』の特別仕様車「CROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”」のお披露目会を行なった。

【画像全16枚】

この特別仕様車はボディカラーが特別設定色の「マットメタル」となっており、つや消しの質感が特徴で、THE CROWN店舗でのみ購入が可能となっている。

◆お手入れしやすいマットカラーを作り出した

通常、マットカラーと聞くと「手入れが大変」といった印象を持たれるかと思うが、この特別仕様車では特殊表面処理が施され、マットの外観に影響を与えることなく、持久力のある防汚性と汚れ除去性を実現している。ホイールもボディカラーのマットメタルに合わせて、225/45R21タイヤとマットブラック塗装の21×7 1/2Jアルミホイールがチョイスされている。サイドガーニッシュについては、標準だと艶有りのものだが、オプションでマットメタルタイプも用意されている。

インテリアについても特別感がありブラックを基調とした優美な色使いが特徴で、インストルメントパネルなどインテリアの各所にソフトパッドやソフトフィール塗装が設定され、高級感のある仕様になっている。シートはレッドステッチ付の本革スポーツシートで、ドライバーがもっとも触れるステアリングホイールは、ディンプル加工が施され滑りにくい仕様となっている。またステッチについてはベースボール縫いではなく、かがり縫いとなっているこだわりよう。ディンプル加工はシフトノブにも施され、スポーティ感と上質感を兼ね備えている。さらに助手席のインストルメントパネル部分には、THE LIMITED-MATTE METAL専用レーザー加飾が施され特別感を演出。そのほか、シルバーのクラウン専用キーやフルブラックのリサイクルレザーケースなども用意されている。

価格は750万円(消費税込み)。

トヨタ・クラウンCROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”トヨタ・クラウンCROSSOVER RS “Advanced・THE LIMITED-MATTE METAL”
ホイールもつや消し塗装となっている。ホイールもつや消し塗装となっている。サイドはディンプル加工が施され滑りにくくなっている。サイドはディンプル加工が施され滑りにくくなっている。シフトレバーもステアリングホイールと同様のディンプル加工。シフトレバーもステアリングホイールと同様のディンプル加工。ステッチは赤色になっている。ステッチは赤色になっている。助手席のインストルメントパネル部分のレーザー加飾。助手席のインストルメントパネル部分のレーザー加飾。

お披露目会には、クラウンチーフエンジニアの清水竜太郎氏、クラウンチーフデザイナーの宮崎満則氏(※)らも出席。 ※崎の旁は上が立

清水氏に今回のマットメタル以外のカラーリングが登場の可能性について聞いたところ、現状すでに決まっているものがあるわけではないとの返答だったが、THE CROWNでのフィードバックをいかして柔軟に対応していきたいとのこと。

インテリアについては、クラウンチーフデザイナー宮崎氏にお話を聞いた。マットメタルのボディカラーに、インテリアはどういった仕様にすればいいかを考えるとき、社内ではエレガントがいいかスポーツがいいのかを議論した。その話し合いの中でスポーツがいいという結論に至ったとのこと。ステッチのカラーについても、フロントシートだけはスポーツ感を出したいということで赤にした。全部を赤にすると少し派手なイメージになってしまうので、前席だけ赤になっている。助手席のインストルメントパネル部分のレーザー加飾については、派手さではなく特別感を演出している。

◆洗車機もOK、手洗い推奨、コーティングは年に一度

マット塗装については、堤塗装成形部の石垣佑樹氏、モビリティ材料技術部の竹谷美雪氏にお話を聞いた。石垣氏によると、艶有りの塗装の場合、塗膜の中に異物が入ってしまっても、除去して丁寧に磨いてから出荷できる。しかしマット塗装の場合、磨くと艶が出てしまうために、そもそも異物が混入しないようにすることが一番大事だとのこと。そのために通常より1時間以上もかけてクルマをきれいにしてから塗装過程に入る。塗装の難易度はほかの塗装とあまり変わらないが、いかに最初のベースに異物が混入しないようにするかがポイントだということだった。

洗車については、竹谷氏によると、手洗い洗車の推奨は変わらないが、洗車機や高圧洗浄機も使っていただけるようになっているとのこと。ただし、コーティングによって保護されているので、年に一度はコーティングを再施工していただきたいとのこと。そのコーティングの施工場所はディーラーへの持ち込みとなり、キーパーなどのコーティング施工店に持ち込んでも艶有りのボディー用のコーティングしか対応していないため、断わられてしまう。このマットのツヤ感を保ったままコーティングするというのも開発に気を遣ったところだと語っていた。

《関口敬文》

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