歴代最強のSLは電動モデル、メルセデスAMG「SL63」新型は816馬力

メルセデスAMG SL63 S Eパフォーマンス
メルセデスAMG SL63 S Eパフォーマンス全 10 枚

メルセデスAMGは12月12日、最上位オープンカー『SL』新型の高性能電動モデル、メルセデスAMGSL63 S Eパフォーマンス』(Mercedes-AMG SL63 S E PERFORMANCE)を欧州で発表した。

写真:メルセデスAMG SL63 S Eパフォーマンス

高性能プラグインハイブリッド(PHEV)システムは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジン(最大出力612hp/5750~6500rpm、最大トルク86.7kgm/2500~4500rpm)に、電気モーター、蓄電容量6.1kWhのリチウムイオンバッテリー、可変トルク配分式4WD「AMG パフォーマンス4MATIC +」を組み合わせたものだ。

電気モーターは、最大出力204hp、最大トルク32.6kgmを引き出す。PHEVシステム全体では、816hpのパワーと、144.8kgmのトルクを獲得した。歴代SLで最強のパワーになるという。これにより、0~100km/h加速2.9秒、最高速317km/hの性能を可能にする。

モーターはリアアクスルに配置され、電気式の2速トランスミッションと電子制御のリアLSDと一体設計された。軽量で高性能なバッテリーは、リアアクスルの上にレイアウトしている。メルセデスAMGが開発した電気モーターは、9速の「AMG SPEED SHIFT MCT 9G」トランスミッションを介さず、リアアクスルに直接パワーを送る。これにより、追い越しなどの際に追加のブーストとして、モーターのパワーを、よりダイレクトに駆動力にすることが可能になるという。

さらに、一体設計された電子制御のリアLSDは、走行状況に応じて、左右の後輪に最適なトルクを配分することができる。その結果、コーナーの立ち上がりなどで、さらに力強い加速を可能にしているという。後輪のスリップを検知すると、電気モーターの駆動力が前輪に伝達され、トラクション性能を向上させる。

メルセデスAMGが開発したパフォーマンスハイブリッドモデル用の高性能バッテリー、「HPB」が採用される。この高性能リチウムイオンバッテリーは、連続して高いパワーを引き出すことができるのが特長だ。これに軽量構造を組み合わせて、車両の性能を向上させる。高いエネルギー密度を備えており、たとえば高低差の大きい山道を走行する場合、上り坂でも素早くフルパワーを引き出すことができるという。

メルセデスAMGの高性能バッテリーは、6.1kWhの蓄電容量、70kWの連続電力、数秒間に限られる150kWのピーク電力性能を備える。バッテリーの充電は、充電ステーション、ウォールボックス、家庭用コンセントに、出力3.7kWの車載AC充電器を接続して行う。「エレクトリック」モードの航続は最大13km、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. フィアットの超小型EV『トポリーノ』が米国上陸、最高速30km/hの低速電動車として販売…約230万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る