整備士不足問題、8割以上の整備工場が「無資格者採用」を検討

株式会社レソリューション「無資格整備士の雇用に関する調査」より
株式会社レソリューション「無資格整備士の雇用に関する調査」より全 2 枚

自動車大国日本で、整備士不足が深刻化している。その背景には、少子高齢化や若者のクルマ離れなどがある。その結果、整備士は現在売り手市場といわれており、有資格者に加えて無資格者であっても、タイヤ交換やエンジンオイル交換、板金塗装に関する業務など、資格がなくても行える作業で実務経験を積み、3級自動車整備士の資格取得を目指す人もいるという。

整備士不足問題の解決に向け「3級自動車整備士資格取得支援」を提供する株式会社レソリューションは、整備工場経営者/採用業務に関わる整備工場従業員を対象に、「無資格整備士の雇用に関する調査」を実施した。その結果、8割以上の整備工場が「業界未経験の新入社員がいたら助かる」と考えていることが明らかになった。

有資格者の採用は難しく、6割近くの整備工場が常時自動車整備士の有資格者を募集しているにも関わらず、採用まで時間がかかったり採用要件を変更せざるを得なかったりと、思惑通りに有資格者は採用できていない状況だ。


《レスポンス編集部》

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