トヨタも出荷停止へ、ダイハツ不正行為の影響受けて

出荷停止:トヨタ・ピクシス・エポック
出荷停止:トヨタ・ピクシス・エポック全 1 枚

ダイハツ工業が12月20日、不正行為の調査結果を公表した。トヨタ自動車もこの影響を受け、一部車種の出荷停止を決定した。

ダイハツは、第三者委員会からの調査報告を受け、新たに25の試験項目で174個の不正行為があったことを明らかにした。これにはトヨタが販売している22車種・1エンジンが含まれている。

不正の恐れのある車種については、ダイハツが社内で技術検証・実車試験を行い、安全性能・環境性能が法規基準を満たしているかを確認している。

調査の最終段階で、一部車種のエアバッグに関する試験で不正が判明しているが、エアバッグに関する乗員保護性能に問題はないとされている。また『キャスト/ピクシスジョイ』の側面衝突試験における「乗員救出性に関する安全性能(ドアロック解除)」が法規に適合していない可能性も判明、速やかに必要な対応を実施するとする。

その他の事案については、法規が定める性能基準を満たしていることが確認されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る