賃貸住宅の駐車場にEV充電設備を、ハッチ・ワークとテラモーターズが展開

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月極駐車場オンライン管理システムを提供するハッチ・ワークは、テラモーターズとの協業により、賃貸住宅の駐車場に電気自動車(EV)充電設備を導入した。

ハッチ・ワークの月極駐車場オンライン管理システム「アットパーキングクラウド」で運営管理する賃貸マンション「スカイプラザII」の駐車場にて、2023年11月9日からEV充電サービス付き月極駐車場「アットパーキングEV」を開始。これは、2023年3月に開始したグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールに続く2例目となる。

日本政府は2050年のカーボンニュートラル(脱炭素)を掲げ、2035年に「ガソリン車新車販売禁止」を目標にしている。それに伴い、現在電気自動車(以下「EV」)を含めた電動車の普及率促進に注目が集まっている。しかし、日本のEV普及が遅れている理由の一つに、月極駐車場におけるEV充電設備の整備の遅れが挙げられる。

ハッチ・ワークは、この実証を通じ、賃貸住宅付帯の駐車場をEV充電サービス付き月極駐車場にすることで得られる賃貸住宅の価値や収益の向上に関するノウハウを蓄積し、全国の賃貸管理会社に提供する。これにより、CEVインフラ補助金の活用やEV充電設備の設置を支援することで、EV普及率向上の一助になることを目指すという。

「アットパーキングクラウド」は、月極駐車場の管理業務を最大95%削減し、圧倒的な集客力で稼働率を向上させる不動産会社向けの月極駐車場オンライン管理システム。これにより、駐車場のオンライン契約・管理が可能となり、ユーザーの利便性が向上するとハッチ・ワークは説明する。

《レスポンス編集部》

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