アストンマーティン初の電動スーパーカー、最新プロトタイプの写真…1012馬力の『ヴァルハラ』

アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)
アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)全 5 枚

アストンマーティンは12月22日、ブランド初のプラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカーの『ヴァルハラ』(Aston Martin Valhalla)の最新プロトタイプの写真を公開した。2024年から世界限定999台を生産する計画だ。

アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)

ヴァルハラの最新プロトタイプの写真からは、市販に向けたデザイン面での変更点が見て取れる。具体的には、横3連のデイタイムランニングライトを組み込んだヘッドライト、新形状のバンパーインテークなどが特長だ。

ヴァルハラの心臓部には、モーターを備えた新開発のPHEVパワートレインを搭載する。専用のV型8気筒ガソリンツインターボエンジンをミッドマウントした。このV8エンジンは、レスポンスを高めるために、フラットプレーンと呼ばれるクランクシャフトを採用している。

アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)

フロントアクスルに搭載した2基の電気モーターにより、四輪駆動を可能にする。それぞれのフロントタイヤに適用するトルクを完全に独立制御するトルクベクタリングによって、旋回時のステアリングレスポンスやコーナーでのグリップ、コーナーを抜ける際のトラクションを追求する。3つ目の電気モーターは、トランスミッションに組み込まれた。内燃エンジンのスターター/ジェネレーターとして機能するのに加えて、リアタイヤに追加的なパワーを供給する。

このV8エンジンは、アストンマーティンにこれまで搭載された中でも、最も先進的でレスポンスに優れる、と自負する。3基の電気モーターを組み込むことによって、PHEVシステム全体で1012psのパワーを獲得している。

アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)アストンマーティン・ヴァルハラ(参考)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  2. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  3. VW『ゴルフ』改良新型、新PHEVはEVモード143kmに拡大…欧州受注スタート
  4. 「トゥクトゥク通学」学生の問題意識から生まれたレンタルサービス、実証試験を開始
  5. 生誕50周年、シトロエン『CX』が全国から集まる! 日本シトロエンクラブが記念ミーティング
  6. 街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
  7. トヨタ紡織が「FCアシスト自転車」など、カーボンニュートラルに向けた製品・技術を展示へ…くるまのテクノロジー展2024
  8. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
  9. 『セリカ』はGRで復活か? エンジンは?---トヨタの名車が再登場へ
  10. ポルシェ『カイエン』に「ターボナイト」の内外装が登場…米2025年型
ランキングをもっと見る