日産自動車創立90周年、源流のひとつが「プリンス自動車工業」

プリンス・グロリアBLSIP系(1959年)
プリンス・グロリアBLSIP系(1959年)全 5 枚

日産自動車の創立90周年を記念して刊行された『プリンス自動車工業の歴史』(発行:三樹書房)。日産の源流のひとつであるプリンス自動車工業は、元航空技術者たちによって戦後の国産車を技術的にリード、モータースポーツでは世界と互角に闘うなどして、いまなお多くのファンが存在する。

プリンス自動車工業の歴史』特別限定版
日本の自動車史に大きな足跡を残したメーカー
著者:当摩節夫
発行:三樹書房
定価:6930円(本体価格6300円+消費税10%)
発売:2023年9月25日

『スカイライン』や『グロリア』などの乗用車に加え、『クリッパー』をはじめとした商用車の歴代モデルも収録し、貴重な図版と詳細な解説付きでプリンスを紹介する。

2023年8月発売の『プリンス自動車工業の歴史 増補三訂版』をベースに、コレクターズアイテムとして、350部限定で製作。保護用の外箱には、1965年発売のプリンス『スカイライン2000GT』の当時の写真を収録し、表紙は特別限定版専用の黒基調の装丁とした。

特典として、著者の当摩節夫氏による直筆サイン入りカード(日産ヘリテージコレクションに収蔵されているプリンス・スカイライン2000GTのカラー写真をレイアウト)を添付。最終仕上げは全てハンドメイドで行ない、シリアルナンバーNo.001~No.350の検印が貼付してある。

R380プロトタイプ・レーシング・マシン(1966年)R380プロトタイプ・レーシング・マシン(1966年)

目次……●プリンスの歴史●カタログでたどる プリンスのクルマたち●年表●主要モデルの仕様一覧●車両価格の推移●輸出実績●会社の沿革●従業員の変遷

『プリンス自動車工業の歴史』特別限定版『プリンス自動車工業の歴史』特別限定版

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る