衛星データ活用で自然災害リスク低減へ、東京海上日動とQPS研究所が協業

衛星データ活用で自然災害リスク低減へ、東京海上日動とQPS研究所が協業
衛星データ活用で自然災害リスク低減へ、東京海上日動とQPS研究所が協業全 2 枚

東京海上日動火災保険と小型SAR衛星の開発・運用を行うQPS研究所は、リスクマネジメント・デジタルプラットフォーム内のリスク管理情報機能において、衛星データを活用したサービス開発に向けて協業を開始したと発表した。

東京海上日動は、外部機関・企業との協業により、デジタルプラットフォームの機能拡充を進めていく。その一環として、QPS研究所との協業が決定した。

SARとは「Synthetic Aperture Radar(合成開口レーダー)」の略。地表にマイクロ波を照射し、反射して返ってきた信号を分析することで地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜や天候に関係なく地表の状況を把握することができる点が特長。

QPS研究所は、現在小型SAR衛星商用機を2機運用しており、今後、毎年複数機を打ち上げ、36機の小型SAR衛星のコンステレーションを構築し、平均10分ごとの準リアルタイム地上観測データサービスの提供を行い、人類の発展に貢献することを目指している。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. ホンダのアドベンチャー・スクーター『ADV160』とその実力は?…10月のモーターサイクル記事ベスト5
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 次期『コペン』はFR駆動に、ダイハツ「K-OPEN」初公開…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る