愛知で初の開催!『E:S サウンドファナティクス・コンテスト 2023』リポート Part 1

新イベントが愛知で初開催!『E:S サウンドファナティクス・コンテスト 2023』リポート! Part1
新イベントが愛知で初開催!『E:S サウンドファナティクス・コンテスト 2023』リポート! Part1全 36 枚

海外の老舗&新進気鋭ブランドのカーオーディオアイテムを多々正規輸入しているイース・コーポレーションが、11月25日、トヨタ博物館(愛知県長久手市)にて『E:S サウンドファナティクス・コンテスト 2023』を開催した。

そこに参加した実力車両の中から、カーオーディオ専門サイト『PUSH ON! マイカーライフ』の登録店よりエントリーした計10台の搭載機材の陣容とサウンドインプレッションとを、2回にわたってリポートしていく。まず今回は、以下の5台をフィーチャーする。

◆BMW 523dツーリング(オーナー/村田康宏さん)by サウンドフリークス

BMW 523dツーリング(オーナー/村田康宏さん)by サウンドフリークスBMW 523dツーリング(オーナー/村田康宏さん)by サウンドフリークス

カーオーディオ歴25年の村田さんは、5年前から手をかけているというこのBMW『523dツーリング』で参加した。なお、現在の形が完成したのは2023年の春。スピーカーが一部刷新されている。使用機材の顔ぶれは以下のとおりだ。

ソースユニットとしてフィーオのDAPを使い、プロセッサーにはリゾルトのM-DSPをセレクトしている。パワーアンプにはモスコニの2chモデルを計5台採用し、フロント4ウェイ+サブウーファーという豪華なスピーカーシステムはヴェンチャーオーディオの精鋭で固められている。「いつもはJ-POPからジャズ、そしてクラシックまでを聴いている」とのことだ。試聴してみると、質感の良さがまずは好印象。そして音色と音場がリアル。瑞々しいHi-Fiサウンドを堪能できた。

◆アウディ RS Q3(オーナー/米田清隆さん)by AVカンサイ堺店

アウディ RS Q3(オーナー/米田清隆さん)by AVカンサイ堺店アウディ RS Q3(オーナー/米田清隆さん)by AVカンサイ堺店

米田さんは、2週間前にパワーアンプを換装したばかりだというアウディ『RS Q3』で駆け付けた。使用機材の主なラインナップは以下のとおりだ。

ソースユニットとしてアイバッソオーディオのDAPをチョイスし、プロセッサーにはリゾルトのM-DSPを選択している。パワーアンプはクワトロリゴのモノchモデル×4台+2chモデル×2台等。これらでフロントスピーカーをドライブしている。スピーカーはスーパーツイーターとしてブラムのモデルをチョイスし、ZRスピーカーラボのフラッグシップモデル(3ウェイ)を組み合わせた。サブウーファーにはJLオーディオのモデルを使っている。試聴してみると、音楽性が高く引き込む力が絶大。耳当たりも心地良い。いつまでも浸っていたいと思わせる音だった。

◆トヨタ プリウス(オーナー/ゆういちさん)by レジェーラ

トヨタ プリウス(オーナー/ゆういちさん)by レジェーラトヨタ プリウス(オーナー/ゆういちさん)by レジェーラ

ゆういちさんは、2023年の9月にシステムが完成したというこのトヨタ『プリウス』で参戦した。搭載機材は以下のとおりだ。

ソースユニットとしてオーディオテクニカのメデイアプレーヤーを選択し、プロセッサーにはヘリックスのDSP PRO MK3を採用。パワーアンプにはグラウンドゼロの4chモデルとアークオーディオの6chモデル、ビーウィズの1chモデルを各1台ずつ使用している。そしてスピーカーはフロント4ウェイ+アシストウーファー+サブウーファーというマニアックな仕様としていて、4ウェイはブラム、アシストウーファーはカロッツェリア、サブウーファーはダイヤトーンだ。実際に聴いてみると、鮮度感とリアリティが高く生き生きとしている。1音1音の粒立ちの良さにも特長が出ていた。

◆BMW 2シリーズ アクティブツアラー(オーナー/水澤直稔さん)by イースト

BMW 2シリーズ アクティブツアラー(オーナー/水澤直稔さん)by イーストBMW 2シリーズ アクティブツアラー(オーナー/水澤直稔さん)by イースト

カーオーディオ歴は約10年になるという水澤さんは、BMW『2シリーズ アクティブツアラー』で参加した。ちなみに現在のシステムが完成したのは当イベントの2日前。スピーカーシステムの陣容が変更されたとのことだ。使用機材は以下のとおり。

ソースユニットとしてハイビーのDAPをチョイスし、プロセッサーにはヘリックスのDSP ULTRAを選択。パワーアンプにはステッグのモデルを2台、グラウンドゼロのモデルを1台使用する。スピーカーはフロント4ウェイ(イートン+クワトロリゴ)+パワードサブ(カロッツェリア、外部アンプで駆動)+サブウーファー(キッカー)という特別仕様。その音は、厚みがあり濃厚。そしてステージングが秀逸。立体的で奥行きも深い。低域の力強さにも好感が持てた。

◆プジョー 308GT(オーナー/村田信洋さん)by カーオーディオクラブ

プジョー 308GT(オーナー/村田信洋さん)by カーオーディオクラブプジョー 308GT(オーナー/村田信洋さん)by カーオーディオクラブ

村田さんは、前のクルマから主要ユニットを移設して完成させたというこのプジョー『308GT』で登場した。なお、ソースユニットとプロセッサーはそのときに新調されている。併せて、電源強化も実行されたとのことだ。使用機材は次のとおり。

ソースユニットがソニーのウォークマン、プロセッサーにはヘリックスのDSP PRO MK3を選択している。パワーアンプにはグラウンドゼロの4chモデルを2台使い、スピーカー群もサブウーファーを含めてグラウンドゼロで統一している。「女性ボーカルを気持ち良く聴けるように」サウンドチューニングが成されている。試聴してみると、低音にはハリがあり、中音は充実、高音はきめ細やか。全体的にはS/Nが良好。ハイレベルなステレオサウンドを楽しめた。

《太田祥三》

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