11月の中古車市場は復調傾向、人気車種は『セレナ』がダントツに ファブリカ調べ

日産 セレナ e-POWER ハイウェイスターV(写真は現行モデル)
日産 セレナ e-POWER ハイウェイスターV(写真は現行モデル)全 2 枚

「車選びドットコム」を展開するファブリカコミュニケーションズは、2023年11月の中古車市場統計レポートを公開した。

2023年11月の新車登録台数は41万1089台で前月比103.4%、中古車登録台数は51万3824台で前月比94.9%となり、新車・中古車ともに回復傾向にある。前年比でも新車は前年比109.0%、中古車は103.2%。新車は2022年10月から、中古車は2023年2月から増加傾向を続けており、新車・中古車ともにタマ数が回復している。一方、新車の受注はまだ多くが納期遅れになっていることもあり、品質の良い高年式中古車へニーズが流れる状況にあると分析。

しかし、12月にダイハツ工業による不正が露見したことで新車市場・中古車市場に影響を与えることが予想されるという。新車市場ではさらに納期遅れが深刻化する可能性もあり、高年式中古車へのニーズは再燃することも充分に考えられる。

2023年11月の中古車市場統計レポート2023年11月の中古車市場統計レポート

中古車情報サイト「車選びドットコム」では、国産車の中古車販売傾向を調査し、軽自動車が1位で3割を超え、以下コンパクト/ハッチバックが2位、ミニバン/ワンボックスが3位となった。2位のコンパクト/ハッチバックと3位のミニバン/ワンボックスの順位が前月と入れ替わっている点が注目ポイントだ。

車種別ランキングでは日産『セレナ』が1位人気。 ここ2か月連続で1位となっていたトヨタ『プリウス』はランキング圏外に落ちており、変動が激しくなっている。2位はスズキ『エブリイ』、3位はホンダ『N-BOX』、4位はダイハツ『タントカスタム』、5位はスズキ『ワゴンR』。ダイハツ不正の影響で、中古車ランキングにも変動がありそうだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る