ポルシェ、75周年を世界中で祝う

世界中で開催されたポルシェ75周年イベントの様子
世界中で開催されたポルシェ75周年イベントの様子全 12 枚

ポルシェは75周年を記念し、ポルトガル、ブラジル、中国、スイス、日本など、世界中でイベントを開催。その様子をオフィシャルサイトでレポートしている。

ブラジル・サンパウロのインテルラゴスレーストラックは、世界的に有名なストリートアーティスト、エドゥアルド・コブラがポルシェ『タイカン』をライブペイントする場となり、3万人以上の人々が訪れた。また、イベントには891台のポルシェが集結し、そのうち500台以上が有名なサーキットをパレード。ポルシェ愛好家にとって忘れられない体験となった。

一方、スイスのポルシェファンにも多彩なプログラムが提供された。2023年はポルシェ『911』の60周年でもあり、約405kmのロードトリップが誕生日パーティーのテーマとして開催。長年のポルシェのドライバーでありブランドアンバサダーのヨルグ・ベルクマイスターやネール・ヤニなどのゲストと共に、マスターベーカーが誕生日ケーキをデコレーションし、参加者全員で楽しんだ。

世界中で開催されたポルシェ75周年イベントの様子世界中で開催されたポルシェ75周年イベントの様子

中国では10万人以上のポルシェファンを集め、フェスティバルとして記録を樹立。中国史上最大のポルシェイベントとなった。イベントのスタート地点となる高さ600メートルの広州塔は、ポルシェ75年のデザインでライトアップ。8世代すべての911、そして「959ダカール」の姿を目に焼き付けた。ポルシェクラブチャイナは深センに子会社を開設し、この記念日を祝った。

ポルトガルのカスカイス マリーナでは、3万人以上のポルシェファンが参加。「959」、「918スパイダー」、「カレラGT」など、400台以上の顧客スポーツカーが展示。ベルギー人の元レーシングドライバーのジャッキー・イクス氏やポルトガル人ドライバーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ氏もゲストとして訪れた。

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ポルシェジャパンは千葉のポルシェエクスペリエンスセンター(PEC)に3000人以上のファンを集め、75周年を祝福。世代を超えて約600台のモデルが所狭しと並んだ。『911ダカール』と新型『カイエン』の市場デビューもおこなわれ、熱狂のうちに幕を閉じた。元F1ドライバーのジャッキー・イクスもサプライズゲストとして出席し話題となっていた。

イタリアでは1236台ものポルシェが全長4.2kmのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリを飾った。カレラカップのナイトレースも開催。さらに世界で30台しか存在しない「911 GT2 RS クラブスポーツ 25」と並んで「918スパイダー」が走行したことでも注目された。

《レスポンス編集部》

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