フィスカーは12月27日、ブランド初の電動SUV『オーシャン』(Fisker Ocean)のエントリーグレード「スポーツ」を、最初の顧客に引き渡した、と発表した。まずは、英国の顧客に納車されている。
オーシャンはフィスカー初の電動SUVだ。オーシャンには、マグナが新開発した「FM29」と呼ばれるプラットフォームを採用する。オーシャンのエントリーグレードが、シングルモーター搭載のスポーツだ。最大出力は275hpを発生する。駆動方式は2WDで、0~96km/h加速は6.9秒の性能を可能にした。1回の充電での航続は、最大464km(WLTPサイクル)に到達する。
エキサイティングなドライビングを楽しめる「ファンモード」と、航続を最大化する効率的な「アースモード」が切り替えられる。17.1インチのセンタータッチスクリーン、デジタルリアビューミラー、20インチのエアロホイールを装備した。
安全面では、自動ブレーキ、デジタルレーダーを含む「フィスカー・インテリジェント・パイロットシステム」を搭載する。パノラミックガラスルーフの「BigSky」は、開放的なキャビンを実現。リアのパワーリフトゲートは、トランクへの積み込みを簡単かつ容易にする、としている。