トヨタのピックアップにオフロード仕様、「TRDプロ」はHVのみ…2024年春『タコマ』新型に設定

トヨタ・タコマ 新型の「TRDプロ」
トヨタ・タコマ 新型の「TRDプロ」全 10 枚

トヨタ自動車の米国部門は、中型ピックアップトラック『タコマ』(Toyota Tacoma)の新型に「TRDプロ」を設定し、2024年春に米国市場で発売する。

TRDプロでは、オフロード性能を追求した。赤いアルミ製のフロントTRDアッパーコントロールアームが、フロントジオメトリーを最適化し、バネ下重量を軽減。Fox製の「Quick Switch 3」ショックは、ダンパー本体のダイヤルで減衰力を3段階に調整できる。ブラックのフローフォーミング加工を施したTRD製ホイールに、33インチのグッドイヤー「Territory R/T」タイヤを組み合わせている。

LEDライトバーは、LEDヘッドライトと連動して照射パターンを最適化する。ホワイトLEDフォグランプは、悪天候時の視認性を向上させる。また、TRDプロには、赤い牽引フック付きのARB製リアメタルバンパー、アルミ製TRDフロントスキッドプレートが装備されている。

TRDプロのパワートレインは、ハイブリッドの「i-FORCE MAX」のみだ。i-FORCE MAXには、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力48hpを発生するモーターを8速ATに組み込んだ。バッテリーは蓄電容量1.87kWhのニッケル水素。ハイブリッドシステム全体で326hpのパワーと、64.3kgmのトルクを引き出す。V6エンジン搭載の従来型に対して、トルクはほぼ2倍だ。

このエンジンには、TRDのパフォーマンスエアインテークとキャットバックデュアルチップエキゾーストが追加され、吸排気効率を引き上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る