408馬力ツインモーター搭載、アウディの電動SUV『Q8 e-tron』に「ダカールラリー」に触発の特別モデル登場

アウディ Q8 e-tron エディション・ダカール
アウディ Q8 e-tron エディション・ダカール全 10 枚

アウディ(Audi)は1月3日、「ダカールラリー」に触発された電動SUVの特別モデル、『Q8 e-tronエディション・ダカール』を欧州で発表した。

Q8 e-tronエディション・ダカールは、「Q8 advanced 55 e-tron quattro」をベースにしており、バッテリーサイズは106kWhだ。2つのモーターを搭載しており、ブーストモードで最大出力408hp、最大トルク67.7kgmを発揮する。これにより、0~100km/hまで5.8秒で加速する。また、オールテレーンタイヤの「General Grabber AT3」を装着した場合、5.9秒で100km/hに達する。WLTPサイクルの航続は最大487kmで、最高速度は200km/hに制限されている。

ベースモデルと比べて、オールテレインタイヤを装着した場合、最低地上高は31mm高い。基本設定では、最低地上高は206mmだ。速度が上がると、85km/hで15mm、100km/hで17mm、120km/hで13mm下がる。これにより、高速走行時の安定性が向上し、空力性能と航続が最適化される。 また、フロントのアプローチアングルは20度、リアのアプローチアングルは26度に変更された。ランプブレークオーバーアングルは19度。最大の渡河水深は300mmだ。

スポーティなオフロードルックを強調するために、シアムベージュメタリック、ミトスブラックメタリック、マグネティックグレーの3色が設定される。また、ドアを開けると、LEDライトが「edition Dakar」の文字を足元に投影する。

Q8 e-tronエディション・ダカールは、2024年の第1四半期に欧州で注文を開始し、ドイツ本国では約120万ユーロからの価格設定となっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. ジェイソン・ステイサムが『トランスポーター』つながりで魅力をアピール!? VWが新型カーゴバンをメキシコで発表
  3. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
  4. 軽キャンピングカー最大級の空間、ダイハツ『アトレー』ベースで363万9000円から
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る