レカロ(RECARO)は1月9日、ゲーミングチェア向けに開発した非感覚的な周波数を人間に感知させる技術「FeelTech+」を、CES 2024で初公開した。
レカロがゲーミングチェア向けに開発した非感覚的な周波数を人間に感知させる技術「FeelTech+」
レカロは、Sensit!社と協力。FeelTech+技術を組み込んだレカロ製シートのインサートパッドには、Sensit!が特別に開発し、特許を取得した「Metahaptics」テクノロジーが採用されている。
プロのレーシングドライバーと密接に協力して開発されたこの技術は、シートボトムとシートバックのパッドに14個のアクチュエーターを採用。さまざまなレーシングゲームに登場するサーキットを、正確に模倣した感覚をプレイヤーに提供することで、リアルな触覚フィードバックを実現しているという。
レカロがゲーミングチェア向けに開発した非感覚的な周波数を人間に感知させる技術「FeelTech+」CES 2024のレカロブースの来場者は、「RECARO Pro SIM Star 24H Le Mans Edition」と「William Esports」を搭載したマルチ対応レースシリーズ「Playseat Sim Chassis」で、FeelTech+を体験することができる。
Pro SIM Starに加えて、レカロはSensit!のハプティクス技術と、レカロのFeelTech+シートインサートパッド技術を搭載した「Sport C」シートも、CES 2024に展示している。
レカロがゲーミングチェア向けに開発した非感覚的な周波数を人間に感知させる技術「FeelTech+」Sport Cはレカロブースの中央に設置されており、来場者はPRO SIM Starのドライバーが体験しているのと同じことを、感じることができる。Sport Cに座ると、ラップタイム向上を目指すレーシングカーのドライバーと同じ感覚を味わうことができる、としている。