ドリーミーテクノロジーはCES 2024で、新型ロボット芝刈り機の『A1』を発表した。従来機と比べて年間200時間もの芝刈り作業時間を節約できるという。新製品は同社が室内清掃から室外清掃へと事業領域を拡大する一環だ。
ロボット芝刈り機A1には、特許取得済みの3D高精度レーザーセンサー技術、OmniSense 3D超感知システム、Uパスプランニングプログラムなどの技術が搭載されている。
A1のセンサー信号は、木や家、暗闇などの障害物がある環境でも安定しているという。OmniSenseシステムは、複雑な屋外環境でも障害物を効果的に回避し、暗闇や明るい照明条件下でも一貫した性能の発揮が期待される。
また、Uパスプランニング技術とOmniSense 3D超感知システムにより、芝生を正確にマッピングし、ユーザーが指定したパターンで芝を刈る。刈り残しや刈りすぎのエリアがなくなり、全体的に均一な高さの芝生ができる。AIアルゴリズムとOmniSense 360度感知範囲、長距離検出、ミリメートルレベルの精度を持つ。
A1は雨感知技術を搭載しており、雨を感知すると自動的に充電ステーションに戻り、雨が止むと刈り残した場所から作業を再開する。
初期設定は簡単で、他の芝刈り機に比べて90%も設定作業の時間を短縮できるという。
刈り取りの性能としては、2200rpmの高速ブレードにより1時間で1000平方メートルを刈ることが可能だ。