ホンダ シビックRS プロトタイプ発表、量産モデルはガソリン×6MTで今秋発売へ...東京オートサロン2024

ホンダ/無限 プレスカンファレンス(東京オートサロン2024)
ホンダ/無限 プレスカンファレンス(東京オートサロン2024)全 13 枚

東京オートサロン2024ホンダ/無限ブースのプレスカンファレンスでは、2台のコンセプトカーと2024年のモータースポーツへの取り組みが発表された。

シビックType R GT他

最初に登壇したホンダ 日本統括部 高倉記行氏は「ブースのテーマはHonda DNA」として壇上の2台のコンセプトカーを紹介した。1台目は『シビックRSプロトタイプ』。今秋発売を予定して開発が進められているが、ガソリンエンジンであること、6速マニュアルトランスミッション専用モデルであること以外、現時点で公開されている情報はない。

詳細は順次発表されていくと思われるが、シビックファンにとっては6MTというだけで気になる存在だろう。車両エクステリアは展示車両で見ることができるが、市販モデルがどうなるかは不明だ。

2台目は、昨年12月に発表されたばかりの『WR-V』をベースにした「WR-Vフィールドコンセプト」というカスタムカーだ。アウトドアやオフロードユースを意識した加飾、装備が施されている。

カスタムカーは今春発売予定の新型「アコード e:HEV スポーツライン」を公開。新開発のスポーツe:HEVを搭載し、純正アクセサリーを装着したモデルを先行展示している。

モータースポーツ体制は、ホンダ・レーシング(HRC) 代表取締役社長 渡辺康治氏が発表した。全体としては昨年と同様なカテゴリでの参戦となるようだ。F1は2023年に22戦中21勝をあげたオラクルレッドブルレーシングのマシンを2チーム体制で追う。ホンダフォーミュラドリームプロジェクト出身の角田裕毅選手もスクーデリアアルファタウリチームから参戦する。

スーパーフォーミュラにも力を入れる。チーム無限では、岩佐歩夢選手、木村偉織選手、太田格之進選手、Juju選手(トップフォーミュラ最年少・日本人初の女性ドライバー)ら、若手育成型の参戦だ。

SUPER GTでは、昨年までの「NSX GT」をシビックにチェンジする。「シビックType R」をベースにした「シビックType R GT」を今年度から投入し、2020年以来となるジャパンタイトル奪還を目指す。ここでも佐藤蓮選手、大草りき選手ら若手を活用しチームを活性化する。

また、2023年のデイトナUSAでアキュラのデビューウィンを成し遂げたホンダパフォーマンスデベロップメントは2024年に「HRC USA」と改変されHRCとともに連覇を目指す。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る