インテルが車のAI化を推進、EV向け半導体企業の買収を発表…CES 2024

インテルのプレスカンファレンス(CES 2024)
インテルのプレスカンファレンス(CES 2024)全 4 枚

インテル(Intel)はCES 2024において、EVのエネルギー管理用「SoC(システム・オン・チップ)」に特化したファブレス半導体&ソフトウェア企業のシリコン・モビリティを買収すると発表した。

この買収は、インテルが掲げるあらゆる場所にAI(人工知能)を導入する「AI Everywhere」の一環だ。よりサステナブルな電動化の未来の実現を目指していく。現在、インテルのSoCはインフォテインメントやディスプレイ、デジタルメータークラスターなどに採用されており、このSoCが搭載されている車両は5000万台に達する。今後、AIを強化した車両全体のロードマップを拡大し、拡張性のあるソフトウェア・デファインドのアプローチで業界をサステナブルな未来に導く。

シリコン・モビリティは、EVエネルギー管理SoCの設計、開発、実装を行う自動車に特化したファブレス半導体&ソフトウェア企業だ。同社のSoCは、エネルギー供給に特化した業界最高水準のアクセラレーターと、車両のエネルギー効率を向上させる共同設計による高度なソフトウェア・アルゴリズムが特長という。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る