ポルシェ『マカン』新型、1月25日デビューが決定

ポルシェ・マカン 新型のティザー写真
ポルシェ・マカン 新型のティザー写真全 6 枚

ポルシェは1月15日、SUV『マカン』(Porsche Macan)の新型を、1月25日に初公開すると発表した。

「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」をベースに構築された最初のポルシェとなるのが、EVバージョンの新型マカンだ。PPEはアウディと共同開発。このアーキテクチャーは、ホイールベース、トレッド幅、最低地上高などを柔軟に変えることができ、さまざまなセグメントの異なるボディタイプに使用できるのが特長だ。

新型マカンには、永久磁石シンクロナスモーター(PSM)と呼ばれる電気モーターを搭載する。高性能モデルの場合、オーバーブースト時の最大出力は612hp以上、最大トルクは102kgm以上を引き出す。電子制御式の「PTM(ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム)」は、102kgmを超えるトルクをほぼリアルタイムで配分する。マカンならではのハイパフォーマンスと快適性を両立させるため、2バルブダンパーテクノロジー、エアサスペンション、リアアクスルロック、最大5度の操舵角を持つリアアクスルステアリングを備えた「PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)」を採用している。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は100kWh。WLTPサイクルの航続は、すべてのバリエーションで500km以上に到達する。800ボルトテクノロジーによって、最大出力270kWで充電できる。400ボルトの充電ステーションでは、およそ22分で充電レベルを10%から80%まで引き上げることができる。バッテリーの高電圧スイッチにより、800ボルトのバッテリーを2つのバッテリー(各バッテリーの定格電圧は400ボルト)に効果的に分割し、バンク充電を可能にした。これにより、HVブースターを追加することなく、最大出力150kWで効率的な充電が行える。AC充電は最大11kWまで対応している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る