MINI最初のクロスオーバーEV『エースマン』、2種類のパワートレイン設定 4月発表予定

MINI コンセプト・エースマン(参考)
MINI コンセプト・エースマン(参考)全 10 枚

MINIは1月15日、ワールドプレミアを4月に行う予定の新型車『エースマン』(MINI ACEMAN)に、2種類のEVパワートレインを設定すると発表した。

写真:MINI コンセプト・エースマン(参考)

MINIは2022年7月、次世代クロスオーバーEVを提案するスタディモデル『コンセプト・エースマン』を発表した。MINIエースマンは、その市販モデルとなり、小型5シーターのクロスオーバーEVとして登場する。

MINIにとって、初のクロスオーバーEVになるエースマンは、現行ラインナップでは、ハッチバックとMINI『クロスオーバー』の間に位置する。コンセプト・エースマンのボディサイズは、全長4050mm、全幅1990mm、全高1590mmだ。

MINIはこのエースマンに、2種類のEVパワートレインを設定する。3ドアハッチバックのMINI『クーパー・エレクトリック』新型と同じパワートレインになる見通しだ。MINIクーパー・エレクトリック新型では、モーターの最大出力が184hpの「クーパーE」と、218hpの「クーパーSE」がラインナップされる。0~100km/h加速はクーパーEが7.3秒、クーパーSEが6.7秒だ。

リチウムイオンの高電圧バッテリーは、床下にレイアウトされ、最適なロードホールディングと重量配分を実現するとともに、車両の安定性と敏捷性を追求する。クーパーEのバッテリーの蓄電容量は40.7kWh。一方、クーパーSEのバッテリーの蓄電容量は54.2kWhだ。これにより、1回の充電での航続はクーパーEが305km、クーパーSEが402km(いずれもWLTPサイクル)に到達する。

《森脇稔》

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