まさかの次期型『Q7』? 明らかにアウディ、だけど謎の多いプロトタイプ その正体は

アウディ Q7 次期型と見られるプロトタイプ車両(スクープ写真)
アウディ Q7 次期型と見られるプロトタイプ車両(スクープ写真)全 13 枚

マイナーチェンジモデルが開発されていると見られていたアウディの大型SUV『Q7』だが、「その先のモデル」と思わしきプロトタイプをスクープした。ボディは厳重にカモフラージュされているが、その表情はこれまでにないもの。このプロトタイプの正体とは…?

アウディ『Q7』次期型と思われるプロトタイプ車両

北極圏の北にあるフォルクスワーゲングループのテストセンター付近で、静かな攻防が繰り広げられた。カメラマンによると、厳重にカモフラージュされたプロトタイプは長いレンズから逃げるように走行し、黒いアウディA6がガードするような形でカメラマンの前を通り過ぎていったという。その一瞬を捉えたのが、今回のスクープショットだ。

プロトタイプは開発初期と見られ、車体の一部は『Q7』のものが用いられている。しかし、そのフロントマスクには現在のQ7にはない二段式のヘッドライトが装着され、点灯している様子もはっきりと見える。現在開発が進められているコンパクトSUV『Q3』の次期型とデザイン面ではかなり共通点が見られる。細かい部分では、現行Q7のサイドミラーがドア側にあるのに対し、このプロトタイプではAピラー根本に取り付けられている点が異なる。

ボディサイドを見ると、荷室をしっかり確保したスクエアなSUVスタイルであることがわかる。注目はドアパネルと面一のフラップタイプのドアハンドルが採用されていることだ。アウディのドアハンドルといえばグリップタイプが主流で、これは少なくとも10年間は見られなかったデザイン要素。

そしてリアからわかるのは、マフラーが飾りではなくきちんと機能しているということ。つまりICE(内燃機関)が搭載されているということだ。これまでの情報では、Q7は改良新型を投入して現行モデルを延命させ、次世代型は2020年代後半にフルエレクトリックモデルとして導入すると噂されていた。Q7は最後のICE搭載モデルとして次期型を2025年あたりに投入する可能性がありそうだ。

まだまだ謎の多いプロトタイプだが、続報が入り次第お伝えしていこう。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る