能登地震から3週間、「北陸応援割」で観光需要を喚起へ[新聞ウォッチ]

能登半島地震(1月15日)
能登半島地震(1月15日)全 2 枚

「そうだ 京都、行こう」。昭和世代の旅行好きなら記憶に残っている人も多いことだろう。平安遷都1200年の記念事業としてJR東海が1993年から実施していたキャンペ-ンで、首都圏などから東海道新幹線を利用して京都駅で下車し、古都・京都への観光を誘致するためのキャッチコピーである。

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時は流れて、最大震度7を観測した能登半島地震の発生から3週間となったが、政府が、地震による被災者支援に向けてとりまとめた対策パッケージの原案のうち、北陸地方への旅行代金を割り引き、観光需要を喚起する「北陸応援割」を創設する方向で検討しているという。

きょうの読売が1面トップで「能登地震支援『北陸割』で観光需要」などと報じているが、それによると、観光産業を支援する目的の北陸応援割は3~4月に実施し、1人1泊あたり旅行代金の50%(最大2万円)を補助する方針で、「能登地方は『復興状況を見ながらより手厚い策』を検討する」とも伝えている。

能登半島の観光地を訪れるには北陸新幹線が中心とみられるが、マイカーなどを使ってドライブ旅行を楽しむには、崩落などで寸断された道路がどこまで復旧するのか。突貫工事による道路の啓開状況なども見守りたいが、家屋が倒壊し避難所生活を余儀なくされている多くの被災者の気持ちを察すれば、観光どころではないだろう。支援のやり方はほかにもあり、時期尚早のようにも思える。

2024年1月23日付

●能登地震支援「北陸割」で観光需要、政府原案、木造仮設建設も(読売・1面)

●ダイハツ、処分受け入れ、3車種型式近く取り消し(読売・2面)

東証終値、3万6000円台、年初から3000円上昇、海外投資家が下支え(朝日・7面)

●脱炭素目標、372社公表、日立93%減、パナ90%減(朝日・7面)

●自動車部品倒産.1.6倍、前年比、「販売不振」最多(毎日・6面)

●EV ガソリン車より問題多い、米専門誌データ分析(産経・10面)

トヨタ子会社「ダカール」11連覇(東京・6面)

●桜田CEOら退任へ、SOMPOビッグモーター問題で(日経・1面)

月探査機、データ送信成功、JAXA「ピンポイント着陸」検証へ(日経・3面)

●いすゞ、小型トラックでも車内広く、運転手、疲れにくく(日経・12面)

《福田俊之》

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