メルセデスベンツ『EQC』は『EQC SUV』に改名!? 新プラットフォームで進化する第2世代の姿

メルセデスベンツ EQC SUV プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQC SUV プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

メルセデスベンツの電動クロスオーバーSUV、『EQC』次世代型プロトタイプをカメラが捉えた。

EQCは、実質的にICE搭載「GLC」のEVバージョンとして2018年に登場。同ブランド初の電動SUVとなった。現行モデルはICE(内燃機関)プラットフォームをベースとしたが、第2世代ではEV向けに開発された「MB.EA」プラットフォームが初採用される。

「MB.EA」は小型EVから大型EVまで対応する拡張性の高さが特徴で、EV専用とすることでバッテリー搭載位置を最適化、室内および荷室スペースを十分に確保しつつ、ハンドリングをはじめとした高い走行性能を実現する。

メルセデスベンツ EQC SUV プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQC SUV プロトタイプ(スクープ写真)

極寒のスカンジナビアで捉えたプロトタイプは、未だ厳重にデザインの詳細を隠している。しかし、『EQE SUV』や『EQS SUV』などのEQモデルのような流線型のシルエットを受け継いでいるようだ。ホイールベースはかなり延長されているのか、のびやかなプロポーションになっている。ルーフラインは傾斜を強め、クーペSUV風のスタイリングも確認できる。

フロントバンパーは、これまでのEQモデルのように滑らかな造形ではないが、これはカモフラージュによるもの。その下にはシームレスな造形のバンパーが隠されているはずだ。後部を見ると、LEDテールライトがプレースホルダー(ダミーコンポーネント)のため、このプロトタイプがまだ開発初期段階であることがわかる。ただし、全幅ストリップライトが採用されることは間違いないという。

次期型EQCのワールドプレミアは、2026年モデルとして2025年に行われると予想されている。次世代のEQラインアップとしてEQCのセダンタイプが登場することから、従来のEQCは「EQC SUV」に改名する可能性が濃厚だ。

生産は600万平方フィートの米国アラバマ州バンス工場で、現在生産している大型のEQS SUVはドイツ・ブレーメンに移される予定だ。巨大工場での生産は、メルセデスベンツのEQC SUVへの期待値の高さがうかがえる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る