住友ゴム、タイヤ事業で初の売上1兆円超え 2023年12月期決算

ダンロップ エナセーブ EC350+
ダンロップ エナセーブ EC350+全 2 枚

住友ゴム工業は2月14日、2023年12月期(2023年1月1日~12月31日)の連結決算を発表。タイヤ事業の売上は創業以来初の1兆円超えを達成した。

国内新車用タイヤは、世界的な半導体不足等による自動車メーカーの生産制約が下期以降徐々に解消され、前期より大幅に増販。国内市販用タイヤは、冬タイヤの7月からの値上げの影響や暖冬で出荷が低調だったこともあり、前期から微減となった。

海外新車用タイヤは、中国やインドネシアでは減少となったが、欧米では増販でき、全体ではほぼ前期並み。海外市販用タイヤは、アジア・大洋州において、前期を下回った。中国をはじめ、インドネシア・アセアンで市況悪化傾向が続いたことから販売が低調に推移した。米州は、主力のファルケンブランドのワイルドピークシリーズが好調で前期を上回った。南米はほぼ前期並み。欧州は長引くインフレにより消費者の購買力が低下しており、タイヤ交換率も低調に推移したことなどから前期を下回った。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る