[car audio newcomer]マツダ CX-8(大久保卓哉さん)by サウンドエボリューションログオン 前編

[car audio newcomer]マツダ CX-8(大久保卓哉さん)by サウンドエボリューションログオン 前編
[car audio newcomer]マツダ CX-8(大久保卓哉さん)by サウンドエボリューションログオン 前編全 8 枚

クルマを乗り換えるたびに徐々にオーディオをグレードアップ。ついに現在のマツダ『CX-8』で満足のサウンドにたどり着いた大久保さん。千葉県のサウンドエボリューションログオンがサブウーファーやDSPをシート下に埋め込みインストールしたのもお気に入りとなった。

◆純正オーディオのもの足りなさを感じて高音質化開始
プロショップとの付き合いも始まって音の追求が始まる

免許を取得した当初は実家にあるクルマに乗っていた大久保さん。しかし20歳を過ぎた頃に初めてのマイカーを手に入れる。

「最初に買ったのは『アクセラ』だったんですが、それまで乗っていた実家のクルマと何かが違うと違和感を感じたんです。それが、オーディオの音だったんです。そうとわかると純正ではもの足りなくなってオーディオのグレードアップをはじめました。これが高音質なオーディオとの関わりのスタートになりました」

それから『CX-5』に乗り換える際には、オーディオシステムなどにもかなり精通していたため本格的なシステムを組み始める。現在使っているスピーカーやDSPなどもこの時点で取り入れるなど、すでにユニットの厳選は進んでいた。もちろん好みの音に進化させることにも徹底してこだわりはじめる。

「その頃になると“目の前でボーカルが歌ってる音にしたい”といった、自分の聴きたい音を車内で再現したくなっていきました。一方、取り付け面ではユニットは目立たせなくてシンプルに取り付けて欲しいというオーダーも出し始めていたと思います」

こうしてオーディオの楽しみ方を少しずつレベルアップしていった大久保さん。この時点ですでにノーマルのオーディオには戻れなくなっていた。

◆CX-8への乗り換えをタイミングに進化を開始
サウンド面に加えてコンパクト取り付けをオーダー

現在の愛車であるCX-8に乗り換えると、これまで乗り継いできたクルマとはかなり異なる素性の良さを感じた大久保さん。

「CX-8に乗り始めて最初に思ったのは静粛性の高さでした。車内で音を聴いてもすごく良いと感じていました。またドアもしっかりしているのでデッドニングも効きそう。これまで乗ってきたクルマとは明らかにベースの作りが違うと感じました。そんな素性の良さもあって、オーディオのグレードアップにはすごく期待しました」

これまでクルマを乗り換えるたびにオーディオを進化させてきた大久保さんCX-8に対しても同様で、従来の愛車を越えるレベルの高いオーディオインストールを目指すことになる。前のクルマで使っていたユニットを載せ替えたり、CX-8用に新たなユニットを追加するなど、現時点での理想のシステムを組むべく、ログオンで相談がスタート。

「今回の取り付けでは、サウンド面はもちろんなんですが、とにかくコンパクトな取り付けにして欲しいとオーダーしたんです。もともとユニットは目立たせたくないと思っていましたが、CX-8の内装をスポイルする取り付けは極力したくなかったんです。以前はボックスを組んだこともあったんですが、今回はラゲッジにサブウーファーを置くことも避けるため、コンパクトなパワードサブウーファーを選んだのもそんな理由からでした」

◆シート下のフロアの底にサブウーファー&DSPを
埋め込み取り付けするこだわりのインストールを実施

CX-8には以前乗っていたCX-5から載せ替えて使い続けるユニットも複数用いている。そのひとつがスピーカー。ダイヤトーンのDS-G400はそのサウンドがお気に入りで今回も使用することにした。取り付けはインナーバッフルでシンプルにするのもオーナーのコンセプト通りとなった。

一方、先にも紹介した通りサブウーファーはコンパクトなパワードタイプをチョイス。サウンド面も含めてキッカーのHS8をチョイス。パワードタイプのコンパクトなサブウーファーだが、普通に設置するのでは無くさらなるコンパクトさを求めてシート下に埋め込み設置することになった。

「取り付けが完成して知ったんですが、フロアカーペットのさらに下に埋め込まれているためシート下をのぞき込んでもほとんどユニットが見えないほどです。わずかな隙間にうまく取り付けてもらったスタイルも気に入っています」

DSPにはマッチのPP82を用いるが、こちらも運転席のシート下に埋め込み取り付けしている。シート下にはわずかな隙間しか無かったのだが、ここに滑り込ませるように設置。真下には純正オーディオのパワーアンプが設置されているらしく、純正システムとDSPを結ぶケーブルも最短距離にすることができるのもメリットとなった。

シンプルさを極めつつ好きな音やユニットには妥協しない、そんなオーナーの思いがCX-8の取り付けに込められた。次回は完成したオーディオシステムのサウンドに対するオーナーのインプレッションを中心に紹介して行くこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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