新型電動ハイパーカー、その名は「カルメン・サグレラ」…年央発表へ

イスパノ・スイザ『カルメン・サグレラ』のティザー写真
イスパノ・スイザ『カルメン・サグレラ』のティザー写真全 2 枚

イスパノ・スイザは2月19日、新型電動ハイパーカー『カルメン・サグレラ』(Hispano Suiza Carmen Sagrera)のティザー写真と映像を公開した。

同社の電動ハイパーカーラインナップの3番目のモデルとなるこの車は、2024年中頃に発表される予定で、ブランドの120周年を記念する1台だ。

イスパノ・スイザは1904年から1953年にかけて、1万2000台以上の高性能ラグジュアリーカーと5万台の航空機エンジンを生産した、自動車産業・航空機産業初期の名門だ。ブランドは2000年に復活、2019年には、完全電動のハイパーカーの『カルメン』を発表し、翌年には『カルメン・ブローニュ』を発表した。合計で24台の限定モデルだ。アメリカで最初のカルメン・ブローニュは2022年に納車された。

新型ハイパーカーは、フランセスク・アレナスによってデザインされ、大きく露出したカーボンファイバー製のスポイラーがリアエンドを支配している。技術チームの専門知識によるこの進化は、CTOのファン・フェルナンデスが率いるチームの成果だ。モデルにさらにスポーティな外観を与える一方で、イスパノ・スイザが2019年にカルメンを発表した際に打ち出した「ハイパーラックス」というコンセプトを損なうことはないという。さらに、新しい103kWのバッテリーが全体の航続を増加させる。

カルメン・サグレラは、電動化されたハイパーカーの範囲を拡大し、1904年にダミアン・マテウとマーク・ビルキグトによってスペイン・バルセロナで創業された同社の120年の歴史の理想的な証となる、としている。

《森脇稔》

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