BSサミット、自動車メーカー連携「DMS」の実現を目指す組織活動をアピール…IAAE 2024予定

BSサミット:IAAE 2024予定
BSサミット:IAAE 2024予定全 5 枚

全国有数の自動車整備・鈑金塗装事業者が加盟する全国ネットワーク組織として知られる、BSサミット事業協同組合(東京都中央区・磯部君男理事長)は、3月5~7日に東京ビッグサイトで開催される「第21回 国際オートアフターマーケットEXPO 2024」(IAAE 2024)に出展する。

同組合の協賛会社各社とともに共同出展するほか、磯部君男理事長をはじめBSサミット組合員が各種セミナーに登壇し、先進的な取り組みを幅広い業界関係者に広くアピールして新規組合員を募集する。

共同出展ブースでは、複数の協賛会社による最新機器のデモンストレーションやサービス紹介を予定。今回、初の試みとして協賛会社各社もプレゼンテーションする。同時に、BSサミット事業協同組合の活動指針や活動内容をはじめ、新規組合員募集を目的としたパネル展示も行われる。

BSサミット事業協同組合は、自動車メーカーとの連携を念頭に“モビリティサービスの全国ネットワーク構築”を掲げ、自動車メーカーから直接整備依頼が入る整備工場ネットワーク「DMS(メーカー・ダイレクト・メンテナンス・ソリューション)」の実現を目指しており、全組合員が協力しあいながら地域連携のもと、高度化する自動車の整備や修理に対応できる体制作りに邁進していることを、ブース内のパネル展示などで大々的にアピールする予定だ。

●志高き新規組合員を募集

会期初日の3月5日13時からは『「DMS」の構築と「DRP」の再構築を推進~モビリティドクター全国ネットワークが描く未来とは~』と題した出展者プレゼンテーションを実施。ユーザー・自動車メーカー・BSサミットの三者間利益を追求する“DMSの構築”と、ユーザー・損害保険会社・BSサミットの三者間利益を追求する“DRPの再構築”を推進するBSサミット事業協同組合が描く未来について、4名のBSサミット組合員(BSサミット副理事長 藤野利浩氏/専務理事 黒木康男氏/教育総合プロジェクト長 小林雅彦氏/組合員拡充委員長 坂井光藏氏)が登壇して思いを語り、100年に一度の大変革期をともに勝ち抜いていく“志高き”新規組合員を募集する。

●業種の壁を超えた連携

また3月5日11時45分からは『連携が生み出す自動車アフターマーケットの新しいビジネス潮流』と題されたセミナーに、BSサミット組合員の株式会社ガラージュモリ代表取締役の奥谷丈輝氏が、オートバックスセブンカートレーディング事業統括兼ファイナンス事業統括の倉林真也氏とともに登壇。異業種の文化の理解や尺度の違いなど、業種の壁を越えた連携を進めるために必要なポイントが顕在化される講演が予定されている。

●DRPの終焉からはじまる車体整備の未来

会期2日目の3月6日10時30分からは、車体整備をテーマに二部構成のセミナーが予定されており、第一部では『DRPの終焉からはじまる車体整備の未来~自動車ユーザー視点で考える健全な業界構造のありかた~』と題されたセミナーにBSサミット理事長の磯部君男氏が登壇。ますます高度化する修理技術や設備への対応や業界構造のあり方について、自動車ユーザー視点にたった講演が予定されている。

●電子制御装置整備に於ける複数人材育成

さらに3月6日15時30分からは『クルマの進化に対応する人材育成の重要性』と題されたセミナーに、BSサミット組合員の株式会社車検・鈑金デポ代表取締役の上松禎知氏が登壇。モチベーションアップによるES向上や、電子制御装置整備に於ける複数人材育成の重要性について解説が行われる予定となっている。

●業種の枠組みを超えて“コンプライアンス対応”の重要性にフォーカス

会期最終日の3月7日10時30分からは、業種の枠組みを超えて自動車アフターマーケットの活性化を目的に実施される、IAAE恒例の目玉企画『オートアフターマーケットサミット2024』に、車体整備事業者の代表としてBSサミット副理事長の藤野利浩氏が登壇。“コンプライアンス対応”の重要性を踏まえながら各業界団体の代表者たちが登壇し、それぞれの視点から現状の自動車アフターマーケットの分析や課題、今後の展望などが語られる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る