エンジンルームの意外な罠!「猫ばんばん」の正しいやり方

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚

2月22日は「猫の日」。日本自動車連盟(JAF)は前日の2月21日に、昨年末に発生した「エンジンルームに猫が入り込んだ」トラブルの救援要請件数を発表した。

それによると、2023年12月1日から31日までの期間に、全国で24件の「エンジンルームに猫が入り込んだ」という救援要請があった。

晴れの日はドライバーがエンジン始動前に気づくケースが多かった一方で、雨天やその後は約2/3がエンジン始動後に気づいていた。雨の日は猫の動く音や気配が探知しにくくなるため、注意が必要だ。

⚫︎猫に気づかずエンジンを始動すると…?

エンジン始動後に猫がいることに気づいたケースは13件あった。エンジンをかけた際、猫がベルト類に巻き込まれる事故が発生する恐れがある。

このような事態を防ぐため、JAFはエンジンルーム付近を叩く「猫ばんばん」を推奨している。ただし、猫ばんばんが必ずしも猫を追い出すわけではないため、叩いた後は猫の反応を確認し、必要であればボンネットを開けて中をチェックすることが求められる。

⚫︎季節を問わず発生するトラブル

多くの人が、猫は冬の寒さから暖を取るためにエンジンルームに入り込むと考えがちだが、JAFによると、1年を通じてこの種のトラブルが発生している。特に6月は春に生まれた子猫が活動を始める時期であり、小さな体が隙間に入り込みやすいため、暖かい季節でも注意が必要だ。実際、昨年6月の救援要請は12月調査の約14倍にもなっているという。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る