釣りをより快適に、ヤマハ発動機が新型フィッシングボート「YFR330」発売へ

ヤマハの新型新型フィッシングボート「YFR330」
ヤマハの新型新型フィッシングボート「YFR330」全 2 枚

ヤマハ発動機は、2024年10月に新型フィッシングボート「YFR330」を発売すると発表した。全長33フィート(10.10m)のこのボートは、釣りを楽しむための機能性と快適性を追求した製品だ。

「YFR330」は、ヤマハのフィッシングボート「YFRシリーズ」の最新モデルであり、フラグシップとしての位置づけだ。新設計のハル(艇体)は、高速巡航時の乗り心地と静止時の安定性を高次元で実現。また、風流れを抑える設計により、長時間の航行でも疲労を低減し、快適な釣り体験を提供するという。

外観デザインには、ガンネルラインのしなやかな曲線やダイナミックなブリッジ造形を採用し、船外機との統一感のある洗練されたスタイルを実現している。インテリアでは、5名が快適に着座可能な居住スペースや、視界を意識したウインドウデザイン、清掃性に優れたライナー構造の内壁など、機能的かつ上質な空間を演出している。

推進器には、ヤマハ国内艇で初めて450馬力の4ストローク船外機「F450A」を採用。新開発のハルと組み合わせることで、卓越した走行性能を発揮する。さらに、最新の操船デバイス「HELM MASTER EX」(ヘルムマスターEX)を搭載し、高度な操船性能を提供する。

国内ボート市場において「釣り」は主要な利用目的であり、ヤマハの「YFRシリーズ」は、これまでに2000隻を超える販売台数を記録する人気シリーズだ。「YFR330」の開発にあたっては、既存オーナーのステップアップ需要や初めてボートを購入される顧客を見込み、先進的なフィッシングボートとして設計された。

装備面では、650リットルの大型燃料タンクや清水シャワー、航海灯など、長距離釣行に対応する設備を標準装備。キャビンスペースでは、快適なドライバーズシートや大人4名が着席できるパッセンジャーシートを配置し、乗船者の快適性を追求している。また、デッキレイアウトは釣りのしやすさを考慮し、大人数での釣りに対応する設計となった。

価格は、YFR330スタンダードが3175万8397円、YFR330 Aパッケージが3505万8397円(いずれも税込)。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る